目的、性格チェンジ!
それにしても・・・性格チェンジって何?私の思っていることをさとったのか、りりあは話し始めた。「性格チェンジってね、私たちが強く変わりたいと願えば、女の子は必ず性格チェンジをできるわ。でも、少しでもとまどいがあればそんなこと絶対無理!あんたは、昨日、本当の本当に、本気でクールチェンジになりたいって願ったのよ。」「私が・・・本気で・・。」「そして、このコンパクトがあれば、いつでも性格をチェンジできる。あと、このコンパクトに特定のアクセをいれることで、別の性格になれるって・・聞いたことがあるわ。分かった?」りりあって、ブラックチェンジでもやさしい!。やっぱり私の思った通り!りりあはやさしくて、かっこいいんだ!「うん!よーくわかった。」「私、クールチェンジの方が話しやすいかも。」勢いで大声をだした私の顔をみて、りりあはひいている。よーし性格チェンジしよう!
【クールチェンジ!】
「ありだと。」りりあは私ににっこりほほえんだ。「りりあ、笑うとかわいいんだね。」「えっ・・。わ、わらってないから!」
私に、新しい自分と、新しい友達ができました。
「そして、私たち性格チェンジを持つ物は、いつか自分の性格チェンジが本当に、自分だと思える日がきたら、ほかの性格チェンジは、できなくなる。でも、そのときは、きっと、すっきりすると思うわ。」「そうだね。」私にも、りりあにも、くるのかなあ。本当に自分だと思える日・・。「これが、性格チェンジの目的・・。」
私にとっての自分ってなんだろう・・。
そんなこと、今は考えなくていい。
私は私だから