表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/27

クールな私?

私は考えているうちに、ベットでスースーねむってしまった。

【性格チェンジ!クールチェンジ!】

私の心の中で、無意識にそう言っていた。


「はあ。よく寝た。学校いくかな。でも、なんで、私服のまま寝てんだ?私。」私はゆっくりと起き上がった。「らら~。早く起きな・・。おきてる!?いつもは、ずっと寝てるのに」お母さんが驚いていたが、私はそんなこと気にしない。「うわっ。なにこれ?」「どうしたの?」「お母さん、黒のシャツない?」「黒って・・・あなたのしゅみじゃないわね。」「あ。あった。」私は、何事もなく、学校にいった。


「おはよ。」私は、すぐに机にむかった。「ららさん、今日はあいさつしにこないの?」りりあは私に聞いてきたみたいだけど、「え?私が?あいさつなんて、一人一人にするもんじゃないし。」「どうしたの?らららしくないよ。」「ああ、すみれ、私はいつもこうだけど・・。」

「ふ~ん、あんたもしかして・・・。」「え?りりあ、何か言った?」私は、今日はなにがちがうのか、さっぱり。


キーンコーンカーンコーン


「ららさん、今日あんたん家にいってもいいかしら?」「別にいいけど。」りりあにそんなこと言われるとは思わなかった。「すごい!らら。りりあから家に行きたいなんて、めっっっったにないから!」「え?そんなに?」私は、りりあがなにをしたいのか。まったくわからなかった。


はあ。りりあそろそろくるかな。

ピンポーン

「はい。一体何?」私は玄関の鍵をあけた。「あんたね!人がくるのに、なんてめんどくさそうにするんじゃないのよ!」「あっ。ごめん。」「まあ、いいわ、今日はあんたをいじめにきたわけじゃないし。」「じゃあ、なにしに。」「自分に違和感を持たないの?」「え?なにが?なにかちがう?」「当然でしょ!昨日は急に帰って、しんぱ・・・いや、なんでもない。」「今。心配って言いかけたよね。」「いってないから!とにかく、探したい物があるのよ。」「探したい物?」「そう、コンパクト。きっとあるはず・・。」「あ。それなら、枕の下にあったけど。急いでたから気にしなかったけど。」「あのね・・。枕のしたにコンパクトがあっておかしいとか、だれがおいたの?とか思わなかったわけ?」りりあが枕の下のコンパクトを出しながら、私に言った。「いや、少しだけ・・。」「やっぱり、あったのね、」りりあは、ポケットから、同じよなコンパクトを出した。私のコンパクトは、中央に星のマーク。でもりりあのはハートマーク。「これってなに?」「本当は、人前で見せたくないけど。」そういって自分のコンパクトをもって頭の上のほうに手を持って行き、こういった。【キュートチェンジ!】

「あ、あの、これがもとの私なの。」「えっ!?」私が見たのは、うつむきで、ツインテールの静かなりりあだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ