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#1 通り魔と遭遇してしまったので...

「…あーっつい…」


現在、14:30、快晴。


太陽から容赦なく降り注がれる【暑さ】と【紫外線】を浴びながら、この俺、緒方(おがた) (かける)は今日発売されるライトノベルに期待を寄せながら背筋を丸くして歩を進めていた。


どこにでもいる25歳会社員、独身、彼女なし、というか身寄りすらない俺にとっての唯一の楽しみは【読書】だ。

小説・エッセイ・雑誌・漫画に至るまで幅広い分野の読み物を好む俺だが、


「まさかカードを止める羽目になるとは…」


長財布を後ろポケットから取り出し、中身を見てため息をつく。


いつもならパソコンからネットショッピングで購入するのだが、ひと月程前、クレジットカードを落としてしまいカードの利用を止めざるを得なかったのである…














「よし、じゃあ帰るか…」


急いで自宅の方へと歩こうと体の向きを変える。


「キャーーーー!!!」


突然、近くで聞こえた悲鳴に思わず俺は自宅とは反対の方向に顔を向けてしまった。


そこにはナイフを持った中年の男が若い女性をブスッ、ブスッと2、3回刺していた。


「いやいやいや、この平和な国のど真ん中ででありえないでしょ…」


更に男は身近にいる人を無差別に刺していった。


慌てふためいて逃げる人々、俺もその波に乗ろうと思った時、ふと逃げ遅れた女性を見つけた…


「くそ!」


咄嗟に身体が反応して、その女性のもとに行く。


「おい、立てるか!?」


「腰が…抜けてしまって…あ!!」


女性が驚いた声に振り向くと目の前にはナイフの男が…


「どいつもこいつも…お前を僕をバカにするのかーーー!!!!!」


ブスッ ブスッ ブスッ


男は俺の横腹を何回も刺してきた。


「~~~~~!!!!痛てーなゴラッ!!!」


俺も反射的に男に頭突きを喰らわす。


男はそのまま仰向けに倒れていった。


ドサッ


俺も膝から崩れ落ちる。


横腹からはかなりの血が流れてる感じだった。


「だ、大丈夫ですか!!?」


女性が俺の背中を揺さぶり何かを言ってくるが、寒さと眠気に襲われて何も考えられなくなっていた。


あぁ…俺…死ぬのかな…


そう思ってゆっくり瞼を閉じた…

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