二日目
半分エタってました。ごめんなさい。
朝目が覚めた。
目覚めたと同時に下腹部のあまりの痛みにうずくまる…
「くぅ~~!!」
前回の生理の時はこんなに酷くなかったのに、何で今回はこんなにも辛いんだ?
コンコン…
その時扉をノックする音がした。
「お嬢様? そろそろ起きないと遅刻しますよ?」
返事が出来ない私を心配したのか、お手伝いさんが扉を開けてきた。
「お嬢様! 大丈夫ですか!!」
うずくまる私を見てお手伝いさんがビックリして声を掛けてきた。
「だ、大丈夫…じゃ、無いかも…」
「婦人科の先生をお呼びしましょうか?」
「その前にちょっと聞きたいんだけど、病院に居た時は平気だったから分からなかったんだけど、以前も私の生理って重かった?」
「そうですね、ここまでじゃ無かったですが、確かにお嬢様は酷かった方かもしれません。」
う~ん、やっぱりこれは私が元男で、痛みに慣れていなかったのが原因なのかな?
でも、何で病院の時は楽だったのだろう? そんなことを考えていると、
「恐らく、点滴に鎮痛剤を投与されていたのが原因じゃないかと。」
「何で考えていることが分かったの!?」
「以前のお嬢様でしたらいざ知らず、今のお嬢様は表情が豊かで分かりやすいですから。」
「むぅ~」
どうやら顔に出ていたらしい。
でも鎮痛剤か、試してみる価値は有るかな?
「何か鎮痛剤とかは有りますか?」
「一応常備してある物が有りますが、お飲みになりますか?」
「お願い。」
「畏まりました。用意いたしますので、着替えてお待ちください。」
身支度を整え、重い体を引きづって食卓へと向かう。
用意されていた朝食を食べ終えると、お手伝いさんが薬を持って来てくれた。
「お嬢様、こちらをどうぞ。」
「ありがとう。」
薬を飲むと、心なしか楽になった気がする。
そんなに早く効く訳が無いのは知っているのだが、フラシーボ効果だろうか?
いや、偽薬飲んだわけじゃないけどね。我ながら単純すぎる気がする。
とりあえず調子が良くなったので学校へ行くことにした。
学園近くで前方に遥ちゃんが歩いているのが見えた。
「あ、遥ちゃん、おはよ~」
「明日香ちゃん、おはよ~
今日は元気みたいだね。」
「とりあえず薬が効いているからね。」
「そっかそっか。あまり無理しちゃ駄目だよ?」
「うん、ありがとう。」
やっぱり遥ちゃんは優しい。本当に良い友人を持ったと思う。
「じゃないと土曜の撮影に支障が出るからね。」
違った、自分の為だった。
「遥ちゃん?」
「じょーだん! 冗談だってば!! そんなに怖い顔しないで~!!」
「ふふふっ、どうしよっかな~?」
「明日香ちゃ~ん!!」
スタスタと先を歩く私に遥ちゃんが追いかけてきた。
こうして二人仲良く学園へと向かうのだった。
・・・・
「おはよ~」
「明日香さん、おはよ~
ついでに遥っちも。」
「えぇ~!! 私ってオマケなの!? 酷くない?」
「あははっ、冗談、冗談だって。」
いつもの様に皆と挨拶を済ませる。
最近この皆とのやりとりが楽しくてしょうがない。
ガラッ!
「お前ら鐘が鳴ってるぞ、速く席に着け!」
「やばっ、山下だ!」
みんなが一斉に席へと座る。
さてと、今日も1日頑張りますか。




