恐喝
注)残酷な表現有りです。
何か話が勝手に進んで書きたい話からどんどんズレて行く…
連れて行かれたのは体育館裏だった。
しかし、人通りが少ないからってのも有るけど、何で不良とかってここが好きなんだろうか?
やっぱり先生にバレにくいからなんだろうな。
ヤンキー女は振り向くと同時に、隠れていた他の女生徒2人が出てきて僕を囲んだ。
「なぁ、あたい達ちょっと金欠なんだ、カンパしてくんね?」
2人の女生徒もニヤニヤしている。
「お断りします。」
「そんなこと言って良いのかな? 例の動画ネットに流しちゃうよ~?
そしたらあんたの人生は終わりさ、ま、あたいはどちらでも構わないけどね~」
そう言ってヤンキー女がスマホを取り出し、その動画を再生を始めた。
そこには裸にされて両手両足を掴まれている明日香が居た。
「や、止めて下さい。お願いします。何でもしますからそれだけは止めて下さい。」
「こいつがあんたの初めてをもらってやるって言ってるんだ、有難いだろ?」
「きゃはははっ、ほら望、やっちゃいなよ。」
「そうだな、じゃあご開通~」
そう言ってモップの柄の部分を明日香の女性器に突っ込んだ。
モップを突っ込まれた女性器からは血が流れている。
「いやあああぁぁ~~痛い、痛い、抜いて~!!」
泣きじゃくる明日香と周りで笑っている女生徒の笑い声が流れ、動画は終わった。
こいつら…僕は初めて自分以外の人に対して嫌悪感と怒りが沸いた。こいつら嫌いだ!
おそらく明日香が自殺をしたのは、無理やり処女を奪われたのと、その動画を脅迫に使われたからだろう。
僕は彼女に近づき、スマホを奪い取った。
まさか僕がこんな行動に出ると思わなかったらしく、簡単に奪うことが出来た。
「なっ…か、返せ!」
ヤンキー女が奪い返そうと僕へ平手打ちしてきたが、それをスウェーで避ける。
「くっ、このっ!」
女の攻撃なんか不良の喧嘩に比べたら温い温い。
僕は攻撃を避けながらスマホを操作し、手持ちのメモリーに移した後、データを削除する。
頭も悪そうだし、バックアップとかって取って無さそうだ。バックアップが有るならそう指摘するだろうしね。
スマホを破壊するのが一番の確実な気もするが、器物破損になるかもしれない、とりあえず証拠として持って居ることにする。
「おまえらもやれ!」
2人の女生徒も参加してきたが、全然喧嘩慣れしてないみたいだし、特に問題も無さそうだ。
ただ、3人の相手を長時間行うには、この子の体力の方が持たなさそうだ。
なので、上手く誘導して2人の女生徒をお互いに衝突させて気絶させ、ヤンキー女は足を引っかけ転ばせた。
「こんな女にコケにされるなんて…」
泥だらけでこちらを睨んでいるヤンキー女に僕は言うことにした。
「今回のこれは立派な傷害罪及び恐喝罪の適用になります。
私はこれを警察に提出して貴方達を訴えることにします。」
「なっ…そんなことをしたら、お前の動画が警察に知られることになるんだぞ!」
「それでも、あなたを自由にさせておく訳には行きません。
塀の中に入って反省してもらおうと思います。」
「ま、待て、これからはあんたに何もしない、それに謝るから!」
「動画の中でも言ってましたが、止めてと言った私の言葉を聞いて、あなたは止めてくれましたか?」
「それは…」
「万が一も有ります、この2人のも回収しますね。」
気絶してる女生徒のポッケからスマホを取り出した。
「こうなったら、お前さえ居なければ!」
ヤンキー女が傍に有ったこぶし大の石を拾い殴り掛かってきた。
「これは完全に正当防衛ですね。」
僕はカウンターでヤンキー女の顎を蹴り上げた。
「あ…がっ…」
ヤンキー女はふらふらと2、3歩歩き、そのまま倒れ気を失った。
僕は証拠品を持って体育館裏を離れるのだった。




