表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

sweet

作者: 霜月透子

 二月十四日、夕方五時二十分。スマホで時間を確かめて歩き出す。

 冷たい風にぶるりと震え、トートバッグに抱きつくように身を縮こませた。

 ネットの天気予報には夜から小雪がちらつくかもしれないと書かれていた。車窓からも外を眺めてはいたけれど、改札口を抜けると夜を一層近くに感じる。


 再開発が進む駅前は工事中のトタン塀が張り巡らされてよそよそしい。見慣れた建物がなくなり、広範囲が更地になったものだから、空がやたら広い。それはなんだか心もとない感じがして、生まれて初めて海に体を浸したときみたいにちょっぴり怖くなる。

 大学の最寄駅はみるみるうちに見知らぬ街へと変わっていき、まるで早く出て行けと言われている気分になる。

 来月の卒業式を過ぎてしまえばこの街に来ることなんてないのだろう。生活のすべてだったこの街があたしの人生から切り離されてしまうだなんてまだ信じられない。


 国道へ出て、大学とは反対方向に足を向ける。宵闇迫る街に人影は少ない。再開発中の区画を越えると、四、五階建ての雑居ビルが道沿いに並ぶ。あたしは飲食店や雑貨屋さんなどの前を通り過ぎていく。


 ほどなくして現れたビルは居酒屋さんの看板ばかりが目立つ。そのビルはほかの雑居ビルよりも少し敷地が広くて、建物の奥へ向かって通路が伸びている。あまり明るくない通路には年配者向けの洋品店やピンクの塗装のはげかけたゾウさんが立つ薬局などが軒を連ねる。

 突き当りのお店の外には本が並んだラックとワゴンが見える。自動ドアの上に掲げられた色褪せた看板。その名も「古本屋さん」。なんの捻りもない店名だ。


 あたしは先月までここでバイトをしていた。時給はいいとは言えないが、実家暮らしの身としては楽して少し稼ぐくらいがちょうどいい。──などというのは友達に対しての建前で、本当はもっと割のいいバイトを探した時期もあった。


 ウィーンと自動ドアが音をたてて開くと、すぐ右手にあるレジカウンターに肘をついてコミックを読みふけっていた高校生バイトくんが慌てた様子で「いらっしゃいませ~」と顔を上げた。あたしがヨッと右手を挙げると、やつは途端に全身の力を緩めた。弛緩した分、ちょっとだけ背が低くなる。


「な~んだ。南さんじゃ~ん。びっくりさせないでよ~」


 くしゃっとした笑顔で再びコミックを開くから、あたしは素早く取り上げてカウンターに置いた。


「こら~。サボるなよ、少年」


「俺、少年じゃないです。立派な高校二年生の大石くんです」


 そう言って胸元に店名のプリントされたエプロンをずらして学ランを見せてくる。


「知ってるって」


「だよね~」


 無造作にずらしたエプロンを戻すが肩紐がねじれている。あたしは「この店は相変わらず暇そうだねぇ」と言いながら手を伸ばしてカウンター越しに大石くんの肩紐を整えてやる。大石くんも「うん、暇だねぇ」と答えながら直された肩紐をポンポンと叩いて「ありがと」とつぶやく。あたしは仕方ないやつだなぁというように呆れた表情を作って小さく頷いた。

 五歳も離れていればこんなことも自然にできる。そこに甘いものなんてありはしないから。


 大石くんにとって高校生以上の人は先輩というより大人に見えているはずだ。あたしが高校生の時はそうだった。

 思えばあの頃の一歳差はとても大きかった。高校一年生の時には三年生が二歳しか離れていないとは思えないくらい大人に感じられたものだ。けれども二十歳を過ぎると急に前後の年齢が近くなる。大学生ともなれば同級生にも年上の人がいたりして、先輩と呼ばれる人の中にはかなり先輩な年齢の人もいたりして、それまでの年齢差に関する感覚がバラバラと崩れていった。

 でもそれは大学生のあたしだけ。高校生にとってはやっぱり五歳は大きいはずで。

 もしかしたら大石くんの中であたしはオバサンと同じ分類にされているのかもしれない。それはちょっと悲しくて、ちょっと嬉しい。だってなにも意識していないからこそできることってあるから。エプロンの肩紐のねじれを直してあげるとか。一緒に帰るとか。きっと、彼女いるの? なんてことだって自分のためじゃなく単なる野次馬的興味のふりして聞いてみることだってできてしまう。

 それはなんてラッキーでアンラッキーなことなんだろう。


「今日さ~大学行ってきたんだよね~。それでついでにここにも寄っていこうかなと思って。ほら、卒業したらこっちに来ることもなくなるじゃん?」


 聞かれもしない言い訳をして、中途半端な嘘がバレませんようにと祈る。


「ふ~ん……」


 大石くんは興味なさそうに読みかけだったコミックに手を伸ばす。もう会うこともないかもしれないあたしがいることもお構いなしにページをめくり始めた。


 身体の中心がキンと冷えて、熱を持つ心をたしなめる。

 つねられたようなキリキリとした痛みさえ抱きしめたくなるあたしはきっとどうかしている。大石くんから与えられるものはどんなものでも大切に思えてしまうなんてどうかしている。


 お客さんなんか一人も来ない日がある店番のバイトは、時間を潰すことが仕事みたいなものだった。月末くらいしか顔を合わせない店長がなんでこんな趣味みたいな古本屋さんをやっているのか、結局最後まで聞くことはできなかったし、潰れさえしなければどうでもよかった。

 あまりにも暇を持て余すのは仕事に追われるよりもつらくて疲れるのだと知った頃、次に店長と会ったらバイトを辞めさせてもらおうと思っていた。だけどお店にやってきた店長の背後には新人バイトが立っていた。最初、あたしはちょうどいいと思った。新人が仕事を覚えたらあたしは辞めやすくなる。そう思っていたのに。


 あたしは大石くんの笑顔以外の表情をたぶん見たことがない。

 なかなか覚えられない手打ちのレジスターの使い方も、ぶきっちょでなかなかうまくならないブックカバーの取り付けも、棚の配置を覚えるのも、レジ締めも、こんな楽しいことはないみたいに取り組んでいた。

 愚痴や文句も言うけれど、それさえ笑って言うもんだから、あたしもつられて笑ってしまう。「わ~。なんだよこれ~。絶対ムリじゃん!」とか言うくせに絶対に諦めたりくさったりしなくて、ああこの子は真剣な姿を見られるのが恥ずかしいだけなのかもしれないと思ったりした。

 だからあたしは大石くんのことを真面目で努力家な子として扱ったりしなかった。


 でもなにか支えになりたくて、少しでも応援したくて、休講になったといっては早めに来て手伝ったり、雨が降る予報の日は余分な折り畳み傘を鞄に入れたままだったなんて小さな嘘をついて貸してあげたり、そんなささやかな偶然みたいなことを繰り返したのだった。


 そして大石くんはよく気が付く人でもあった。状態が悪い買い取り本の埃にあたしが咳込んでいると、「南さんさ、両替行ってきてよ。俺、銀行まで行くのめんどくさ~い。ね、おねがい!」なんて言ってあたしを追い出した。あたしは「人づかいの荒い後輩めっ!」と文句を言いながら心では手を合わせていた。そして、あたしがいないその間に汚れのひどい古本はひとまず店の隅に移動させられていた。


 店長がどういうつもりでバイトを二人に増やしたのか今もって謎なんだけれど、そもそも採算度外視のこの古本屋経営自体が謎だから考えてもわかるはずがない。暇な仕事にバイトが増えれば暇に拍車がかかるのは当然の結果だ。けれども、更に時間が長く感じるのかと思いきや、仕事量は減ったにもかかわらず時間の流れは速度を増した。時間泥棒がいるんじゃないかと本気で思うほどに。だからあたしはその新人くんと言葉を交わすために、ここでのバイトを辞めるのをやめたのだった。


 そのバイトくんは今、コミックを読み続けている。あたしとしては彼に会うためだけにここまできたというのに、相手をされないなんて物足りないことこの上ない。でも、あたしの前でリラックスしてくれることさえ胸がほっこりあたたまるのだから、やっぱりどうかしている。


 ──卒業、か。


 感慨深くなって店内をゆっくり見て回る。トートバッグを胸に抱いてコートが棚の本に引っかからないよう気にしながら狭い通路を抜ける。


 子供みたいな大石くんだけれど、男子は高校二年生ともなるとあたしよりずっと背が高くて、よく上の棚の整理をやってくれたな、とか思い出しては緩む頬を隠すように下の方を眺めるふりをした。そんな誤魔化しをしなくても大石くんはこちらに見向きもせずひたすらコミックを読みふけっているのだけれども。


 大石くんのそんな態度に寂しくなって、でも寂しさを抱くのはなんだか悔しくて、ちょっとした怒りに置き換えてみた。

 久しぶりに寄ってみたのに。もう会えないかもしれないのに。

 程よく小さな怒りを作り出すことができたから、あたしは大石くんに声もかけずに去ることにした。

 だってあたしは怒っているんだもん。自動ドアが開く音で顔を上げるかもしれないけれど、あたしは気付かないふりをして出て行ってやる。


 ──そう思ったのに。


 あたしが出口の方に体を向けた時、「ねぇ」と小さく呼びかけられた。立ち止まり横目でちらりと見る。大石くんはコミックに目を落としたまま言葉を繋げた。


「今日ってなんの日か知ってる?」


 ドクンッと心臓が喉元まで跳ね上がる。


「えっと……バレンタインデー?」


 恐る恐る答えると、大石くんはフッと小さく吹き出した。その緩んだ空気に思わず顔を向けると、さっきまで手にしていたコミックはカウンターに置いてあり、大石くんはまっすぐこっちを見ていた。そして「なんで疑問形なわけ?」と笑った。


「南さんさぁ、俺にチョコをくれるために来たんじゃないの?」


 カッと耳が熱くなる。


「どうしてあたしがあんたなんかに……!」


「どうしてって、かわいい後輩だから?」


 きょとんとした表情で答える様を見て、ああこの人は与えられることに慣れているのだと思う。その与えられるものを素直に喜んで受け取ることができるほどに慣れているのだと。与えるものも与えられるものも厳選されたものしかないあたしとは違う。この人の周りにはあふれてありふれているのだろう。だからこの人のまとう空気はやわらかなんだ。だからあたしはこの人のことを──


「どうせいっぱいもらったんでしょ?」


「まぁね」


 おちゃらけて見せる大石くんのキメ顔を笑うことでキリキリ沁みる傷を隠す。それだけじゃ足りない気がして茶化してみたりして。


「否定しないんだ。さすが大石くんだねぇ。モテるね~。本命チョコもらって告られたりもしたわけだ?」


「……」


 ふいに大石くんが真顔になり、二人の間で跳ねまわっていた声がポトンと落ちてどこかに転がっていった。

 胸の奥が瞬時に冷える。さっきついた小さな切り傷の痛みなんて紛れてしまうほどの冷却。


 急に店内に流れる有線が耳につく。やけに陽気なラブソング。ずっとかかっていたはずなのに大石くんの声以外は耳に届いていなかった。

 どんなに冷静な大人のふりしていても大石くんの前に出ると、とたんに世界はギューッと絞られて余分なものは消えてしまう。

 先輩としての部分が消えてしまう前に、あたしは急いで凍りついた喉を押し広げ、どうにか言葉を絞り出す。


「あ。ごめ……」


 きっと大石くんならここでフッと笑ってこの空気をほんわりあたためてくれる。そう期待していた。

 なのに彼は真顔を崩さない。あのクシャっとした笑顔を見せてはくれない。

 今までに見たことがないような怖い顔。怖いと思うのは彼の不機嫌を感じているからなのか、そこに大人の男性の片鱗を見てしまったからなのか自分でもわからない。ただ目を離せない。


「南さん。なんで謝るの? あ、俺に彼女がいないって決めつけたから?」


 口元だけニッと笑う表情が意地悪そうで、またあたしは怯えに似たときめきを感じてしまう。


「大石くん……彼女、いないの?」


 あ。やだ……あたしってば、なに聞いているんだろう。噂好きのオバサンが興味本位で聞いたみたいになっていればいいんだけど。


 流れる有線では「バレンタイン」って単語がかわいく弾んでいる。


 大石くんはやっといつものようにヘラリとした笑顔を見せた。


「そういうこと聞くぅ? 違う違うって否定して笑うとこでしょー。まあ、そんな子がいたらバレンタインデーに古本に囲まれてなんていないだろうね」


 あたしの心はゆっくり解凍されていく。だけどまだ半解凍だから気の利いた返しなんて思い浮かばなくて、とりあえず笑ってみせる。


「で? 俺がいっぱいチョコをもらっていたら、南さんはくれないわけ?」


 大石くんがどんどんあたためてくれるから、あたしはどんどん溶けていく。


「そんな記録更新に協力する気はありませ~ん」


 ふざけたふりだってできるようになる。


「ふーん。記録更新の方には、ね。じゃあそうじゃない方に期待してもいいのかな」

「……あんたねぇ、人の話、聞いてるぅ?」

「聞いてますよ~。ちゃんと聞いてますって。大好きな先輩の言葉ですからね~」

「あんたはまたそういうことをサラッと……だからキライよ、モテる男子なんて」


 大石くんの返事が遅れる。だけどさっきみたいな冷気じゃなくて、もっと溶けていきそうな暖気が漂う。


「──なにニヤニヤしてるのよ、気持ち悪い」


 大石くんはそれには答えず、壁の時計を見上げてから言った。


「ね、今日六時で店閉めていいことになってるの」

「なんでまたそんな早く?」

「今夜雪になるかもしれないって天気予報だったから」

「相変わらずアットホームな職場だね」

「あの店長だからね」

「うん。あの店長だもんね」


 そして二人で笑い合う。


 六時まであと十五分ほど。大石くんはそうそうにレジ締めに取り掛かる。


 今日来てよかった。最後に笑えてよかった。


「じゃ、おつかれ~」


 あたしは片手をあげて出口に向かう。自動ドアがウィーンと開き、冬の夜が流れ込んでくる。


「南さん、俺が終わるの待っててよ。どっかでメシ食っていかない?」


 冷えた空気とあたたかい空気の真ん中で、あたしは先輩らしくいようと両足を踏ん張る。


「大石くん。君は今日がなんの日か知ってる?」

「え? バレンタインデーでしょ?」

「そう。バレンタインデー。そんな日のお姉さんはこの後デートの予定があるんだろうな、とかは思わないわけ?」

「……デート、なの?」

「──ちがうけどっ!!」


 大石くんは「な~んだ」と笑う。


「よかった。じゃあ、俺とデートしよ。オネーサン」

「だから~、またあんたは~!」

「ダメ?」


 断ることなんかできるわけないじゃん。

 これだから嫌なんだ。これだから好きなんだ。


「ダメじゃないけど……うん、いいよ。じゃあ、裏の公園で待ってる」

「え~。寒いじゃん。ここで待ってなよ」

「この店、ちょっと暖房効きすぎ。いいよ、ゆっくり片付けてきて」


 ビルの裏手にある小さな児童公園に向かう。まだ六時前だというのにすっかり夜みたいな公園にひと気はない。

 ベンチに腰かけてトートバッグから小さな包みを取り出した。手作りじゃさすがに重いかと思って市販のものにした。ちょっと背伸びした高級チョコレート。五粒で二千円もするやつ。四百円を一口で食べる。


「なによ、たいしておいしくないじゃん……」


 味が違うはずのどのチョコレートも甘すぎて喉がヒリヒリした。全部食べ終わった頃には口の中が甘ったるくなっていた。


「あれぇ? 俺の分は~?」


 いつのまにか大石くんが目の前に立っていて、ベンチに投げ出してあったチョコレートの空き箱を手に取った。


「ごめん。全部食べちゃった……」

「ちぇ~。なんだよ~。欲しかったのに~。本当に俺にくれるんじゃなかったの?」

「だっていっぱいもらったんでしょ」

「南さんからはもらってない」

「じゃあまたそのうち」

「そのうちじゃだめだよ。今日はなんの日か知ってる? バレンタインデーなんだよ?」

「でも今日はもう……」


 あたしは大石くんの手に握られた空き箱を指差して苦笑する。


「ヤダ。今日もらう」


 そう言って正面からあたしの両肩に手をかけた。

 駄々をこねるように肩をゆすられるのかと思ったら、腰をかがめて顔を覗き込んでくる。とっさに視線を外すと、あたたかな息がそれを追ってきた。唇に残ったチョコレートの香りが再び立ち上る。


「……甘い」


 大石くんがやわらかくつぶやいた。


「ちょっ……なにし……」


 肩にかかる手を払いのけようとしてもびくともしない。男の人の力だった。

 あたしの左肩に置かれた手がゆっくりと頬を辿り、耳の脇から髪の中へと分け入ってくる。


「今日はバレンタインデーだからね。南さんからチョコもらわないと」


「だからって」


「南さんがいけないんだよ。ひとりで食べちゃうから」


 そうして大石くんはまたチョコレートを口に含んだ。

 瞼を閉じる瞬間、小雪が舞い散るのが見えた。



      ♡ fin ♡



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] いつもながらすごいですね。 “お姉さん”の心の揺れが、あざやかに、きれいに、せつなく浮かびあがってきます。 細かい部分の描写も、思わず声に出して繰り返して、勉強のために暗記したくなるほど巧…
[良い点] あまーい!!! そしてちゅーありなのに、このピュアキュンっぷり。参りました。 [一言] もはやオーナーの趣味と言っていい世界で出会った二人。もはや私の妄想の世界では、オーナーは赤い糸を繋ぐ…
[良い点]  きゃあ~ん、あんま~い。  大石君ったらなかなかやるじゃん。ちょっと、今は彼女がいないだけで、過去はいたのじゃないでしょうね。  ま、健気で可愛い南さんに免じて追及はしません。  卒業し…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ