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三 [4/4]

「ねぇ、(らん)。半人半精霊ってそんなに悪くないよね?」


「……まぁ、そうだな」


 藍は(よう)の顔をみながら答える。


「だいたいは陽に主導権を握らせてるから楽できるし。

 ただ、相性って問題はあるんだろうな。人と精霊の相性が悪いと自滅しかねない。シャヤが生きているのが不思議だ。あれだけ精霊を悪魔呼ばわりして」


「冗談が通じる間柄なんだよ、きっと」


 陽は自分の半身にほほえむ。


「精霊はいいよ。話し相手に困らないし、うちバカだけど藍が色々考えて教えてくれる。ありがとね、藍」


「面と向かって言われると照れるからやめろ」


 藍はふぃと顔をそらしてしまった。


「えへへ。いい子なんだ、藍って。精霊は寝る必要がないから、うちが寝ている時でも何かあったら守ってくれるの。どう? 半人半精霊って悪くないでしょ?」


「確かに、陽と藍の友情はうらやましいかもしれない」


 無転(むてん)は正直に答えた。


「だが、相性が大事なんだろう? 俺の使役している精霊と俺はお前達ほど仲良くない」


「大丈夫。友の神にお願いしたら自分と一番相性がいい精霊なんて一瞬で見つけてくれるよ。何て言ったって友の神なんだから。あの銀雲(ぎんうん)とスカイの銀空(ぎんくう)コンビを発見したんだよ」


 無転は銀空コンビなど知らないし、ふざけた理論だと思ったが、一応友の神に尋ねてみる約束はしておいた。

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