表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

爆縮と体温の機知(7)

一人で出来ない

有限であると有言した所で

それを考えて実行しているのか

疑問が残る

季節が変わるほどの

曖昧な明確さがあるのか

全く分からない

殆どの場合は

尻すぼみとなり

現状で満足した物を

大切にしているだけである

あれを有限だからという理由で

作り上げているのか

少々、燃費が悪いと思う


夏の暑さに

媚びることをやめた

エアコンの部屋で呟いても

結局

抗っているのは他人の力である

何を一人で出来たなら

一人で出来たと言えるのか

仕事、納税、一国一城の主

年収が多いことで

一人で出来たと言えるのなら

皆、金持ちを目指せば良い

誰にも遠慮せず

金持ちが大好きですと

言えば良いし

道徳の教科書にも載せれば良い


誰が毛嫌いしているのだろう

もし弱者だとするなら

非常に要らない存在となる

もし優しい者だとするなら

非常に余計な存在となる

金で人が測れないなら

移籍金は

一体、何の金だろう

ニュースで普通に流れているし

弱者も優しい者も

聞いていながら

何も言わないのだ

だとしたら

道徳の教科書に

採用しても構わないだろう


一部で価値を測りながら

一部では違うと云う

矛盾が世の中であるが

大抵の矛盾は点にすると

納得できるものである

全体として見た時に

それが歪になっているだけだ

時間が流れて

それを把握していない者に

発言力が増せば

その矛盾を指摘して

支持を集めようとする

それを知らない者は

発言者に心酔する

その通りだと酔うのだ

この世界で

真に一人で出来る者は

マイノリティである

いや、既に居ないのだろう


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ