新宿マジックRENDEZVOUS
東京に破滅の兆しがあるといっとう初めに気がついたのはナポリの魔術師ヴィルジリオそのひとだ。
彼はむろんラテン文学最大の詩人ヴェルギリウスではない。残念ながら、英雄譚『アエネイス』を描いた大詩人が魔術師だったのは中世の伝承にすぎない。
けれども時が過ぎた二十一世紀、まして令和の時代になろうとも、人智の及びもつかぬ不思議はなくならない。
彼はむろんラテン文学最大の詩人ヴェルギリウスではない。残念ながら、英雄譚『アエネイス』を描いた大詩人が魔術師だったのは中世の伝承にすぎない。
けれども時が過ぎた二十一世紀、まして令和の時代になろうとも、人智の及びもつかぬ不思議はなくならない。
其ノ壱――魔術師ヴィルジリオ、二〇二〇年五月八日早朝の浅草寺にて、黒衣の夢使いに遭遇する
2019/05/10 22:07
(改)
其ノ弐――夢使い大桑弼、新宿区思い出横丁で大いに語る
2019/06/08 21:44
(改)
其ノ参――花神
2020/05/10 13:35
其ノ肆――ゲニウス・ロキ
2020/05/10 13:39
其ノ伍――魔術師ヴィルジリオ他みな落ち合う
2020/05/10 13:37
其ノ陸――夢使い、ヴィルジリオの夢を暴き夢違えをなす
2020/05/10 13:51
其ノ漆――蛙始鳴(かわずはじめてなく)
2020/05/10 13:52