主人公、脳内会議
A「さて、今回の議題は、ジュリともっとイチャイチャするべきだろうか?と言うことです」
B「勿論イチャイチャするべきだ。健全な男子高校生が、そこを躊躇ってどうする?」
C「ま、待てよ! ジュラの目の前でやるのは流石にアウトだろ! 疎外感半端ねーぞ!」
A「普通にダメだよなー。かといって、ジュラのいないところでやるってのも、なんか線引いたみたいでなー……。そもそもの話、ジュラと離れることが少なくね?」
B「あんましイチャイチャ出来ないっぽいか?」
C「無節操にイチャついたら、それこそバカップルだろ」
D「甘いな、お前たち!」
ABC「「なにっ!?」」
D「ふっふっふ……ジュラを傷付けず、尚且つイチャつく方法が有るじゃないか」
A「な、なんだとっ!?」
B「嘘だ、でたらめを言うな!」
C「そんなご都合があってたまるか!」
D「ふっ……青いぜお前ら……。いいか、耳の穴かっぽじってよぉ~く聞け?」
ABC「「……ごくり」」
D「……誰もが幸せに終わるエンディング……それすなわち、快楽堕ちエンドだ!」
ABC「「ハーレムエンドじゃねーのかよっっっ!」」
D「エロいこと大好きになれば、人前だろうが逆に見せつけるようにして羞恥プレイなんかも……」
A「アホか! 真面目な話してんだぞこっちは!」
B「普通はみんな俺の嫁なハーレムエンドだろ!?」
C「快楽堕ちとか低価格エロゲじゃねーんだぞ!?」
D「ちぃっ! お前らだって、どうぜ早く大人の階段登りたいと思ってるんだろ!? この童貞どもが! 何を気取ってやがるんだ!」
A「常識的に考えろよ!」
B「普通にハッピーエンドでいいだろうが!」
C「ジュラに見せられんわそんなもん!」
D「くそっ」
A「ったく……。で、んじゃ、あんまりいちゃつかないって事でいいか?」
B「しゃーねーだろ。まあ今までだって距離は充分近かったしなー」
C「ジュラを蔑ろにするわけにはいかないだろ? あんな子ほっぽっていちゃつけるかよ」
D「う~ん、ハーレムエンドは無理か?」
ABC「「都合よすぎるだろ」」
D「そうか……? まあいい。これからも嫌われないように、頑張りますか」
ABC「「お前が綺麗にまとめるな!」




