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秋の味覚は猫をも夢中にさせる

 

 さわし柿を食べるタイミングは難しい。

 今年は柔らかくなってしまい、ぐずぐず。

 ヘタを下にして皮に空けた穴から果肉を掬って食べる。

 その足元でふんふんと鼻を鳴らし、頻りと匂いを嗅ぐレニは柿が好物。

 猫は肉の甘味は判るが、植物の甘さには鈍いらしいのに。

 膝に前脚を掛けて身を乗り出す程欲しがる。

「良いけど、皮付きだよ?」

 ほぼ皮だけになった皿を床に置くとレニは夢中でハグハグし出す。

「サンマにシャケ、柿…グルメだね」

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