変える孵る帰る
私、若宮祥子は19歳の夏を叔母の田舎で過ごすことにした。
そこは7歳の夏、初めて訪れた時にその夏のお祭りで不思議な体験をした場所。
12年の月日を経て大学生になった私は夏休みを利用してこの地を再び訪れた。
空白の二時間、異常をきたした私の右目。
黒森山の夏のお祭りの時、一瞬目を離した際に幼馴染と別れたあの時間帯・・・私は何も覚えていないのだ。
アノヒノザンゾウガワタシノドコカニヒソンデイル
そこは7歳の夏、初めて訪れた時にその夏のお祭りで不思議な体験をした場所。
12年の月日を経て大学生になった私は夏休みを利用してこの地を再び訪れた。
空白の二時間、異常をきたした私の右目。
黒森山の夏のお祭りの時、一瞬目を離した際に幼馴染と別れたあの時間帯・・・私は何も覚えていないのだ。
アノヒノザンゾウガワタシノドコカニヒソンデイル