ーナ行ー
◇中指山脈
バルディア中央山脈とも言われる。掌中亜大陸中央部、南都ケイロンの東に連なる山脈。三つ裂き谷(ケイロニア王家の谷)や黒穴山と樹海など豊かな自然に恵まれ、聖河(頭脳線河)や運命線河の水源となった。黒穴山は、山岳信仰の中心として重要視されている。また黒穴山の地下には、地下迷路網が広がるといわれており、一部はレダ聖座騎士伯領の黄道十二神教時代の暗黒地下神殿に通じるともいわれる。第一関節山系と第二関節山系に分かれる。
◇七つの門の番人
世界七不思議探索に起源するニサン聖法庁最高検邪庁に属する特殊機関。聖職者ギルドいわゆる聖なる座公認のエクソシストが、七つの部門ごとに異端の調査、戒律違反の捜査などを行う。北都七聖寺の聖人となった七人の騎士が世界七不思議探索の旅に出たという伝説に由来する。七不思議の謎を解いた騎士はそれぞれ七星連山の北都七聖寺にその秘密を封印し、この封印が解ける時、黄金の鐘の鳴る木が、鳴り響き、天使の角笛と共に、光と闇の戦いが起こると言われる。
◇南魚湖
セイン神聖王国西南部に位置する湖。豊かな湿地帯を形成し、沿岸は農耕地となっている。水瓶湖とつながる湖都マルートは、サンクリエール(古名トリスポ)につぐアクレイア地方第二の都市として栄えた。
◇ニカロパルカ郡島
出臍半島の東抱擁海にある郡島。臍の胡麻と呼ばれた香辛料の産地として知られる。
◇眠れる言葉の森
アルハン頭部大陸、頭頂点(北極点)南の大針葉樹地帯。




