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ー古代語魔法ー

１〈点火符舞（ル・クンド）〉

使用意識容量：１５６

使用系統：古代語魔法投射魔術

レベル：２

解説：多数の呪符が舞いながら、紅炎と化して焼き尽くす。呪符カードには〈魔封陣（マジカル・インテクレイテッド・サーキット）〉と呼ばれる幾何学的集積魔力回路が組み込まれており、これを短絡（ショート）させ、触媒となる聖銀紙に発火させる。いわゆる呪符魔術（カードマジック）。

２〈囚止符（ヴ・シール）〉

使用意識容量：６４

使用系統：古代語魔法投射魔術

レベル：２

解説：精神ウイルスを封じる封魔の呪符魔術（カードマジック）。霊離気体（バイオプラズマ）で構成される精霊ウイルスは、念力線に沿って螺旋状に動く性質があり、これを利用して、霊気的に中和し、強力な霊念場に封じ込める。

３〈幸運加護（パース・アルジス）〉

使用意識容量：６４

使用系統：古代語魔法付加魔術

レベル：２

解説：原因と結果に相互作用する力＜万有因力＞により、因果率を操り、幸運をもたらす。

４〈縛符（ム・バーム）〉

使用意識容量：４０

使用系統：古代語魔法投射魔術

レベル：１

解説：対人間用の〈囚止符（ヴ・シール）〉放たれた呪符が、対象の星幽体（アストラルボディ）を捕まえ、強制的に催眠状態を誘発し、捕縛する。呪符魔術（カードマジック）。急急如律令（きゅうきゅうにょりつりょう）縛！と唱える。『急いで律令の如く行え』、要するに、『至急、縛れ』と唱えることで発動する。

５＜図能明晰（サ・ヴァンス）＞

使用意識容量：４９

使用系統：古代語魔法秘儀魔術系統

レベル：１

解説：記憶した映像などを絵画として自動書記（オートマティスム）し、正確かつ高速で再現する。

６〈怒羅轟音覇（ファース・ロ・ダ）〉

使用意識容量：１５９

使用系統：古代語魔法投射魔術

レベル：２

解説：上位古代語魔法の一分野＜竜語魔法（ドラゴンロア）＞に属す。怒れる竜の咆哮による強力な振動波は空震を伴いながら、対象を襲い、振動による共振破壊を引き起こす。轟音による音響性外傷や恐怖による金縛りいわゆるドラゴンフィアを誘発し、対象を無力化する効果も付随する。

７＜爛符（ラン・ジン）＞

使用意識容量：４１

使用系統：古代語魔法付加魔術

レベル：１

解説：呪符（スペルコード）を光らせる。

８〈天浄炎護（カン・マーン）〉

使用意識容量：１５６

使用系統：古代語魔法付加魔術

レベル：２

解説：天界の古き神々いわゆる＜天族＞の一柱＜降魔炎羅王＞の炎界術式により、浄火の結界を張る。原理そのものは神聖魔法の〈防害炎壁（ファイヤーウォール）〉と同じである。霊念波エネルギーで源子（イデオン）を霊離（サイオニゼーション）即ちサイオン化させ、霊子密度が高い霊離層障壁を形成し、霊離層障壁により、霊離念性体＜悪霊＞や負の霊気信号＜雑怨（ノイズ）＞を含む低周波霊気振動＜怨波＞を遮蔽する。

９〈生骸符（キョ・シー）〉

使用意識容量：１３９

使用系統：古代語魔法付加魔術

レベル：２

解説：付加した呪符（スペルコード）で死体を操る術式。暗黒魔法の死暴幽戯（ファントムダンス）と原理は同じ。

１０〈剛隷武陣（モル・タレッド）〉

使用意識容量：３８８

使用系統：古代語魔法付加魔術

レベル：３

解説：魔法奴隷兵士（ゴーレム）を起動させる呪文。魔法奴隷兵士（ゴーレム）には、木や呪紋式土偶などの粘土、魔像兵士などの石や鋼鉄などのいくつかの種類がある。半自律型仮想人工精霊体を付加された魔法奴隷兵士（ゴーレム）は、魔動兵（ゴーレム）として、呪符で起動し、主人の命令を忠実に実行する。

１１〈狂鬼乱舞（グ・ルー）〉

使用意識容量：１３９

使用系統：古代語魔法召喚魔術

レベル：２

解説：式鬼と呼ばれる人工精霊の群れを使役する術式。呪符の接触や通信によって得た霊気エネルギーを動力として自己解凍させ、対象を攻撃する。式鬼は半自律型仮想人工精霊で単純な命令しかこなせない。

１２〈内覚鷹目（ラ・ウジャ）〉

使用意識容量：１２９

使用系統：古代語魔法召喚魔術

レベル：２

解説：鷹型の式神いわゆる人工精霊を使役する術式。霊的に接続（リンク）することで、空中に飛ばした鷹を通して俯瞰映像を得ることができる。鼠など小動物型の式鬼よりも鷹や犬型の式神の方が高度とされている。

１３〈符似身（グル・シャー）〉

使用意識容量：４２１

使用系統：古代語魔法投射魔術

レベル：４

解説：多量の呪符で自分と生き写しの自己思念投影体いわゆる生き霊を作り出す術式。生霊魔法投射魔術の＜影対写（シャドーマテリアライズ）＞と同じ原理。東方隠者（隠道士）は分身の術と呼ぶ。あくまでも人工精霊いわゆる式神の一種なので、自律的な行動は制限される。

１４〈神禁拘束（ゲ・シュ）〉

使用意識容量：１９４

使用系統：古代語魔法秘儀魔術

レベル：３

解説：古代神による＜心禁拘束（ギアス）＞。誓約によって自らに制約をかけることで、成約する限り、恒常的に神の加護を得ることができる。

１５＜式蜂群襲撃（ライ・ブーン）＞

使用意識容量：１２１

使用系統：古代語魔法召喚魔術

レベル：２

解説：式蜂（バグ）と呼ばれる人工精霊の群れを使役する術式。〈狂鬼乱舞（グ・ルー）〉と同じで、呪符の接触や通信によって得た霊気（オーラ）エネルギーを動力として自己解凍させ、対象を攻撃する。式蜂は半自律型仮想人工精霊で単純な命令しかこなせない。

１６〈火怒羅息宴（ヨル・トール・シュル）〉

使用意識容量：２８６

使用系統：古代語魔法投射魔術

レベル：３

解説：竜咆撃（ドラゴンブレス）と呼ばれる竜語魔法（ドラゴンロア）。体内で合成したナフサ、パルミチン酸のアルミニウム塩、ナフテン酸などのナパームの火炎を放射する。炎の殺傷だけでなく、酸素欠乏による窒息死をも招く。

１７〈隠忍似重（マ・ステル）〉

使用意識容量：８９

使用系統：古代語魔法付加魔術

レベル：２

解説：古代神の一柱＜魔理支天＞の加護により、対象に対して概念のゲシュタルト崩壊に基づき、認識障害を起こす。

１８〈竜酸灼流息（ファース・ソス・ナーク）〉

使用意識容量：３０３

使用系統：古代語魔法投射魔術

レベル：３

解説：竜咆撃（ドラゴン・ブレス）と呼ばれる竜語魔法。体内で合成した濃硫酸と濃塩酸を混合し、超強酸の王水として吐き出す。

１９〈雷帝灼天召陣（イー・ドラス）〉

使用意識容量：４７９

使用系統：古代語魔法召喚魔術

レベル：４

解説：天界の古代神の一柱＜帝灼天＞を召喚し、帝灼天のもたらす雷で敵を撃つ。

２０〈火楼羅天召陣（ガルダ・ヤ）〉

使用意識容量：３５４

使用系統：

解説：古代神の一柱＜火楼羅天（かるらてん）＞を召喚し、その金色の焔で敵を倒す。

２１〈金剛付衣（ウーン）〉

使用意識容量：１２５

使用系統：古代語魔法付加魔術

レベル：２

解説：古代語魔法版の超剛筋（ストレングス）。金剛力士を力の源として怪力を得る。

２２〈金剛重封殺陣（トリ・バン）〉

使用意識容量：４１９

使用系統：神聖魔法秘儀魔術

レベル：４

解説：神聖魔法投射魔術＜霊影呪縛（アストラルスナップ）＞と同じ原理だが、ただ力の源が古代神となる。サイオン（霊荷を帯びた源子（イデオン））などの荷霊粒子は念力線に沿って螺旋運動を行う性質がある。この性質を利用した逆転念場配位式の念気封じ込め術式。いわゆる封魔術式。対象を囲む三つの魔封陣から絡み付く念力線の縛鎖を発生させ封じ込める。

２３＜九重蔓蛇螺縛呪（ナヴァアン・マンダ）＞

使用意識容量：８１８

使用系統：古代語魔法秘儀魔術

レベル：６

解説：九つの魔封陣から捻れながら回転し、絡み付く念力線の縛鎖を発生させ、超高魔力魂核融合（分裂）永久活動生命体（イモータル）を封じ込め、調伏する。

２４〈武霊怒斬（カーン・ブレド）〉

使用意識容量：５６６

使用系統：古代語魔法投射魔術系

レベル：４

解説：霊魂いわゆる存在情報解体術式。天界の古き神々いわゆる＜天族＞の一柱＜降魔炎羅王＞を召喚し、霊離気体（バイオプラズマ）による霊離溶断刃で、対象の源子（イデオン）間の霊気的結合を解き、霊質のゲシュタルト崩壊により存在情報を解体する。源子の振動（いわゆる魔力）が異なる界（プレーン）に跨って存在し、不死身の肉体を持つ幽子的不確定存在（アンノウン）や魂核融合（分裂）永久活動生命体（イモータル）用の術式。

２５〈破天光（トルハ・ラーン）〉

使用意識容量：８１７

使用系統：古代語魔法秘儀魔術

レベル：７

解説：上位古代語魔法時代の上位巨人族＜巨神族＞が使用した神話レベルの術式。七日間戦争で使用された。