ー竜軍八旗ー
□〈竜軍八旗〉編成
八旗金薔薇十字紋
八頭環竜黒旗
竜軍八旗の編成は、森林狩猟時の組織が元になっている。竜の体の名を冠した部族大公国に起源する竜邦国家軍(角軍、牙軍、爪軍、翼軍、尾軍 )と皇帝直轄地となった胴軍(ドラキア竜血大公国軍とブリューゲン竜鱗大公国軍)とドラグント王国軍の皇帝近衛隊に分かれるが、炎と血と黄金の骨の盟約に基づき、戦時は編入される。
◇軍事行動局
正式には、軍事行動担当皇帝補佐官事務局。外交、経済、軍事を決定する大首相行政符国家戦略会議に基づき、その進行役の軍事行動担当皇帝補佐官が、軍事戦略を担うための事務局。
◇御前会議
国家最高意決定機関。皇帝臨席の下、様々な情報機関の分析を元に、政策決定と政策実行計画及び計画に基づく予想、外交政策の適正さなどの審議を行う。
◇統合作戦本部
軍事行動局に作戦の立案を行う機関。
◇軍監本部
合同演習や教育行政を担当する。
◇前弁官局
皇帝の勅令を起草し、布告などを担当した事務局。
◇枢中記録事務官室
ワーキングメモリールーム。枢中即ち宮廷において、御前会議の議事進行及びその資料の作成などを行う枢中記録事務官が属する。枢中府及び行政機関の記録文書を統轄。及び御前会議議事録の管理も担う。
◇帝国紋章院
帝国紋章院記録所を主要組織とする機関。戦時において敵、味方の紋章を見分ける紋章官が、平時において式部官として官吏化した。
中央集権化政策として、発令された紋章登録令により、紋章の登録、管理、紋章違反の裁足などを担当。紋章継承に基づく紋章系譜録が作成され、所領継承裁判の他、その序列に基づいて宮廷官職、宮廷席次が決定された。
特に皇帝侍従顔見役と呼ばれた官職は膨大な人数の宮廷人の顔を記憶し、皇帝に対してその家柄・官歴など助言する秘書として宮廷人事に関わった。またその外局として勅令の審査などを担当する後弁官局が属する。
□軍組織図
┏━皇帝
┃ ┃
┃御前会議━━大首相行政符
┃┃┣前弁官局 ┃
┃┃┗枢中記録事務官室┃
┃┣高等総合情報分析局┃
┃┣対外地理情報局 ┃
┃┣帝国紋章院 ┃
┃┃┣後弁官局 ┃
┃┃┣式部紋章官局 ┃
┃┃┗紋章登録人事局 ┃
┃┣帝国国境情報局 ┃
┃┣帝立美食院 ┃
┃┃ ┃
┃┗軍事行動局 ┃
┃ ┣━国家戦略会議┛
統合作戦本部
┃
┃ 軍監本部
竜軍八旗│
┣竜軍八旗総司令部
┃ │
禁軍 │
┣禁軍司令部
┃ │
┣━━│━━━━竜邦国家軍
┃ ↓ ┃
┣━━━━┓ ┃
┃ 胴軍 ┃
皇帝近衛隊 ┣血軍 ┃
┗鱗軍 ┃
┣角軍
┣牙軍
┣爪軍
┣翼軍
┗尾軍
◇禁軍編成
禁軍は直轄地である旧竜胴大公国領(第一皇太子が治めるドラキア竜血大公国領とブリンガード竜鱗大公国領)、そして首都キンブルクを中心としたドラグント王国領の三つの領土からなる軍隊である。
胴軍防呪研究部〈666〉部隊が、魔導災害罹患者に対して行った強制隔離徴集制度により、バーサーカー獣化歩兵部隊が配置されている。
皇帝近衛隊紋章
禁軍
┣禁軍司令部
┃
┣━┓
┃皇帝近衛隊
┃ ┣第1近衛竜兜旗団
┃ ┣第2近衛竜兜旗団
┃ ┗第3近衛竜兜旗団
┃
胴軍(血軍と鱗軍)
┣━━━━┓
┃特別国境警備隊(逆鱗隊)
┃
┣━胴軍司令部
┃ ┗防呪研究部〈666〉
┃
┣第1軍
┃┣666第1軍団
┃┃
┃┣666第2軍団
┃┃
┃┗666第3軍団
┃
┣第2軍
┣第3軍
┣━予備獣化歩兵第1旗団
┣━予備獣化歩兵第13旗団
┗━竜騎兵集団




