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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

私が推しです、気付かないでください

作者: ヤスヤナ
掲載日:2025/11/18

正体知られたら不味い系。

「どっちが読まれるか勝負!」

「勝てるかなあ、わたし」


苦笑いしながら、返す。

「推しに絶対読まれるから、私」

「あのvtuberでしょ?」

「そう、そのvtuberしかいない。

2次創作も投稿してるし、絶対に認知されてるよ、絶対っ」

「だったらいいね」

それしか、わたしには言えない。

嫌いな訳ではない、わたしにとっても大切なvtuberだ。すごく、大切な。

「今週も絶対に推しのラジオ聴く。そして、絶対に読まれる。繋がってるんだあ、て思えるの」

「いきいきしてるなー」

「推しだから」

「3年生なのに、進路大丈夫? もう11月だよ?」

「今は推しっ」

はいはい、可愛い可愛い。




「友達と、どっちが読まれるか勝負をしています」

「その友達は1回も読まれたことがありません。毎回聴いているので自信をもって言えます」

「さて、11月ですね。推し様も高校3年生らしいですね、私たちと同じです」

「卒業してもvtuberをしてくれますか?」

本当に、毎回送ってくるなあ。

何も知らないで。

「応援ありがとうございます。貴女が推してくれる限り、ずっとvtuberです」

これは、本心。


友達の投稿を読んだ。

また、貴女の不戦勝ですよ。




「また読まれたっ」

翌日、早速自慢してくる。

胸を張り、誇らしげに。

可愛いファン。何も知らず、本人に。

「よかったね、また読まれて」

やはり、わたしは苦笑い。

「嬉しかったから今朝2次創作投稿したっ」

「そっかー」

じゃあ読まないと。後でSNS見よ。

「1回は読まれてもいいのにね、推し様に」

ニシシ、と。

ああ、いきいきしてる。




この子の推しは、わたしだったりする。

正確に言うと、vtuberとしてのわたし。

なぜ気付かれないか? 多分、近すぎて見えないのだ。こんなに近くにいるはずがないって。


どうか、ばれませんように。

だって、この子が、こんなにもいきいきとしているから。

曇ることなく、純粋に、キラキラとしていてほしい。

可愛いから。

読んで頂き、ありがとうございました!


友達が推しとか、近すぎて逆に気付けそうにない。

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