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天国のあとに残った灰  作者: 霧崎 蒼司


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第87話: ベルセルクという名の罪

「あの戦いの結末には、少々興味があるな」


アコウは椅子の背もたれに身を預け、大きなボトルを手に取ると、ゆっくりとグラスに水を注いだ。静まり返った室内、息苦しいほどの静寂の中に、水の流れる音だけがはっきりと響く。あたかも空間そのものが答えを待っているかのようだった。 向かいに座るアックの表情は平穏そのもので、感情のさざ波一つ立っていない。


「市川は逃走に成功した」


一瞬、空気が止まった。 アックは、自明の理を述べるかのように淡々とした口調で続けた。


「だが、あそこにいた連中を全員なぎ倒したわけじゃない」 「ただ……逃げ延びた。それだけのことだ」


アコウはわずかに眉を寄せた。 それだけのこと、か……。そんなに単純なはずがない。 市川が空間転移、あるいは空間門ポータルの生成能力を持っていることはアコウも知っている。だが、十色座の十人が揃い踏みする場所から無傷で撤退するなど、話が別だ。もし市川が馴染みのある場所へと転移したのなら、その範囲の多くは依然としてスカイストライカーの監視下にあるはずなのだから。


アコウはグラスを置き、思考を巡らせた。 学園でないとするならば……可能性は一つしかない。 市川の家系だ。 名家は往々にして、一般人が足を踏み入れることのできない場所へのアクセス権を持っている。禁足地、特別保養地、あるいは幾重もの結界に守られた隠し空間。だが、いかなる場所であれ、現在の権力の中枢からあまりに遠い場所であるはずがない。


しかし……。 アコウは微かに眉を潜めた。 あの時の感情の高ぶりからして、市川は決して「逃げる」ことを選ぶような男ではない。十色座を前にして自由を叫んだばかりの男が、ただの生存者のように静かに引き下がるはずがないのだ。 もしその場に留まれば、彼は間違いなく正面からぶつかっただろう。 勝利の確率は、限りなくゼロに近い。 唯一の問題は、市川がどれだけ持ち堪えられるか。 もし十色座全員が同時に最強の能力を解き放てば、市川に生きる道はない。しかし、あそこは女王の聖域だ。絶対的な権威と象徴性を帯びた空間。許可なくそこを破壊する者など、誰一人としていない。


だが……。 アコウは即座に一つの核心にたどり着いた。 もし十色座の中に、空間を書き換える、あるいは戦場そのものを転移させる能力者が一人でも存在していれば、市川はその場で死んでいたはずだ。 だが、彼は生きている。 そこから導き出される結論は一つ。


「十色座の中に、あのレベルの空間干渉を行える者はいない……ということか」


長い沈黙が流れた。 やがてアコウは、声を低めて静かに言った。 「ならば、可能性はもう一つしかないな」


アックは答えなかった。だがその眼差しは、アコウが何を考えているか理解したことを示していた。 アコウは続ける。 「誰かが、市川を生かすことを『許した』んだ」


これは矛盾している。 女王は誰よりも市川の排除を望んでいたはずだ。ならば、何が彼女に一時的な静観を選ばせたのか。 考えられるのは二つ。 一つは、女王自身の命が脅かされた。 二つ目は、市川が女王を沈黙させるに足る情報を握っていた。


アコウは即座に前者を切り捨てた。 この時代、頂点に立つ者が死を恐れることなどない。ましてやNGの女王ともなればなおさらだ。 となれば、後者しかない。 市川はある「秘密」を握っていたのだ。長期的な局勢を覆すようなものではなく、その瞬間に、数刻の自由を買い取るための時間稼ぎとして有効な情報を。 適切なタイミングで切られた、手札の一枚。


世界全土への指名手配は依然として発令されたままだ。 それは、女王がその決断を一度たりとも撤回していないことを意味する。彼女はただ、自分が知りたい情報を得るために、一時的に目をつぶったに過ぎない。 アコウは微かに笑ったが、その笑みに愉悦の色は一切なかった。


「つまり、最初から……」 「……市川は、あの聖域に、袖の中にナイフを忍ばせて踏み込んだというわけか」


力ではない。 能力でもない。 女王ですら看過できない「真実」という名の武器を携えて。


市川のような一介の教え子の身分で、女王の歩みを止めるほどの重みを持つ情報など、本来存在し得るはずがない。ならば、提示された情報は間違いなく彼の能力に直結するもの、より正確に言えば――ガイアに関連するものだったはずだ。あの次元の存在だけが、女王にあらゆる決断を保留させ、対話を継続させる資格を持つ。


しかし、あの時の激昂した精神状態で、市川本人が主体的にそれを語るとは到底考えられない。となれば、必然的に市川は容疑者リストから外れる。残る可能性は唯一つ――彼の代わりに立ち、その瞬間に彼を保護した「別の存在」がいたということだ。


市川の家族か? いや、資格がない。 ヒトミか? それもあり得ない。 アコウはその核心に食らいつき、容易に結論へ至った。市川を「救出」するために現れたのは、彼と同等、あるいはそれ以上の格を持つ存在。少なくとも、女王ですら好奇心を抱かざるを得ない「秘密」を握る者だ。


おそらくは…… ヨハネの黙示録にある「四騎士」の一人か。 あるいはさらに悪いことに――市川と同じ本質を持つ、原始の実体の別なる後継者。


ガイアが直接、このような事案に介入することはない。世界の理がそれを許さないからだ。ゆえに、彼は物理的な器を持つ別の実体に依頼し、自らの代わりにゲームへと足を踏み入れさせ、市川にとって安全な方向へと局勢を強引に捻じ曲げた可能性が高い。


ここまで考え、アコウは思考を止めた。 少なくとも、一つの事実は確認できた。――市川は、当面の間は安全だ。 だが、その安全の代償は「絶対的な孤独」である。 今この瞬間から、市川はたった一人で世界すべてと対峙しなければならない。ガイアに頼まれた者が、同行者になることは決してないだろう。彼はただ介入し、そして消える――秩序の外側に立つ存在の本質通りに。


あの会合で語られた残りの情報は、直接参加した者のみが知る。現時点では、すべては人々の口から口へと伝わる断片的な噂に過ぎない。十色座の正体も、女王がいかなる存在なのかも、真実を知る者はいない。


ヒトミと市川の家族は、市川が鎖を引き千切った瞬間に転移させられた。彼らは何も見ていない。空間門が閉じる直前に響いた、最後の余韻を聞いただけだ。


アコウは静かに座り、まるで強い酒を味わうかのように水を啜った。短い沈黙の後、彼はアックに問いかけた。 「それで……これから、市川の運命はどうなる?」


アックはすぐには答えなかった。彼は平然としていた。その答えを、ずっと前から受け入れていたかのように。 「おそらくは……」アックはゆっくりと言った。 「極めて過酷な道になるだろう」


アックを通じて、アコウは市川が歩まされるであろう道を見透かした。なぜなら、別の時間軸において――アック自身もまた、似たような境遇に陥ったことがあるからだ。あの時、彼はスカイストライカーを捨て、あらゆる保護を捨てて逃亡し、自由という名の何かを探し求めた。


その時からだ。「ベルセルク(狂戦士)」という概念が初めて口にされるようになったのは。


ベルセルクとは、特定の勢力の呼称ではなく、いかなる国家やシステムにも属さぬ者のことだ。人類の秩序の中に居場所を失った、理不尽なまでの強者たちを世界はそう呼んだ。彼らは安全圏の外で生きる。――追い出されたからではない。保護など必要としないほどに強いから、そこに在るのだ。


誰もがベルセルクになれるわけではない。 世界を恐怖させるほどの圧倒的な力を持つ者だけが、その名を冠することを許される。 この概念の本質は、称賛ではない。むしろ警告だ。安全圏の外を彷徨う者たちに、「もしベルセルクに遭遇したなら、唯一の生存手段は即座に逃げることだ」と思い知らせるための。


時が経つにつれ、ベルセルクは暗い伝説となった。実物を見たことがなくとも、その名を聞くだけで人々は震え上がった。その多くは全世界から指名手配され、複数の勢力から同時に狩猟対象、あるいは抹殺対象とされた者たちだ。罪の有無など関係ない。安全圏から放逐された彼らに残された選択肢は、自らが伝説となることだけだった。


その称号は、彼らを誇らしくさせるものではない。 世界に自分たちを遠ざけさせるために存在するのだ。


現時点で最強のベルセルクは「ダンテス」という名を持つ。今の時代、人間はその名が何を象徴しているか理解していない。だが人類の歴史の深淵において、ダンテスとは復讐の至高の象徴――無実の罪で投獄され、踏みにじられ、そして自分を地獄へ突き落とした者たちに絶望を植え付けるために帰還した男の名だ。


そして今、世界はもう一つの名を手に入れた。 ――市川。


アコウはアックの前の時間軸についてさらに問いを重ねた。そこから、真実が少しずつ剥き出しになっていく。 スカイストライカーを離脱した後、アックは即座に激しい追跡を受けた。だが、その時の彼は真に強大だった。自分を守るためだけに、スカイストライカー最強の面々と正面から渡り合えるほどに。今の時間軸のように力を隠すことなど、彼はしなかった。


当時のアックは容赦なく殺戮を繰り返した。セシリアを傷つけた者たちを、一人残らずほふったのだ。 彼は正真正銘のベルセルクとなった――その名を聞くだけで世界が凍りつく、歩く恐怖の象徴に。


そして、アックはブラックウィングスの首領と出会った。 そこで彼は、さらに残酷な真実を知ることになる。被害者は市川だけではなかった。スカイストライカーの内部には、非人道的なプロジェクトの実験体にされた者が無数に存在していたのだ。ブラックウィングスの首領もまた、その一人だった。彼もかつてはベルセルクであり、怪物として疎まれ、追われた身だった。


だが、アックと違い、彼は変わった。 彼は「ブラックウィングス」を作り上げた。NGの女王ですら対等な席につき、その意見を聞かざるを得ないほどに、巨大で強固な組織を。


アックはその道を求めた。 力によって評価されるのではなく、真の平和を目指す場所を、彼と共に築きたいと願った。 しかし、犯罪者の烙印を押されたブラックウィングスは、戦い続けることを強いられた。スカイストライカーや「平和」を自称する文明は、彼らを根絶やしにしようとした。一方は平和を渇望し、もう一方は破壊を選択した。 だから、彼らは戦わねばならなかった。 そして、その後継者を見つけ出さねばならなかった。――道理をわきまえ、冷静で、過去の非人道的な実験を二度と繰り返さない者を。


その人物こそが…… アコウだった。


話を聞き終えたアコウは、低く落ち着いた声で口を開いた。 「……既存の帝国を転覆させ、再建するのは至難の業だ。問題は首領一人にあるのではなく、その下に仕える忠実な臣下たちにある。システム全体が権力欲によって養われている以上、リーダーをすげ替えたところで、何も変わりはしない。下手をすれば、俺があの椅子に座った瞬間に排除されるのが関の山だろうな」


アックは反論しなかった。彼は自分たちの真の目的をゆっくりと言葉にした。 「俺たちの目的は、いわゆる国家転覆じゃない」 「その国を、より良い方向へ変えることだ。ヒトミを別の誰かに挿げ替えることじゃない。彼女が進んでいる『道』そのものを変えるんだ」


それはつまり――アコウが必ずしもその地位を奪い取る必要はない、ということだ。干渉する手段はいくらでもある。ヒトミを変えることもその一つだ。 アックがアコウを信頼したのは偶然ではない。他に選択肢がなかったわけでもない。アックが出会ったすべての人々の中で、これを行えるのはアコウだけだったからだ。


人間は、自分の考えが正しいと信じるがゆえに、他者を排除し続けてはならない。真に必要なのは、歪んでしまった思想を説得し、修正することだ。そして現在、スカイストライカーが行っていることは、明らかに最悪の結末へと向かっている。


もしアックがブラックウィングスの首領に出会っていなければ、彼は今頃、本物の復讐鬼となっていただろう。現在のアックの力があれば、学園の中に彼を止められる者など存在しない。


アコウはそれを理解していた。 そしてヒトミが残してきたものが、繰り返される悲劇の連鎖であることも。アコウが市川に歩み寄ったのは、彼をアックが嵌まり込んだループに落とさないためだった。 口には出さずとも、アコウの心は決まっていた。 市川が力に呑み込まれた怪物にならないよう、何かしなければならない、と。


今、市川はもうここにはいない。 そしてそれは、次に狙われるのが……ゾアである可能性が高いことを意味している。 ブラックウィングスの首領の計画は、意図的に市川をスカイストライカーから引き離した。――アコウへの圧力を軽減させるために。少なくとも現時点で、アコウは一息つくことができる。市川は、力の美名の下に残虐な手段を厭わない者たちの管理下から脱したのだから。


だが、ゾアは違う。 彼もまた、標的の中にいる。 もしゾアが再び真実を知ってしまったら。――自分がずっと探し続けていた「あいつ」が、自分自身であったことを。自分が使っているこの肉体が、実の兄のものであったということを……。


アコウは先を続けなかった。 彼は微かに笑い、苦い皮肉を込めた言葉を漏らした。 「……結局、これはいったいどういうことだ?」 「犯罪者は、あんたたちの方か? それとも俺たちか?」


もともと、「犯罪者」という概念は善悪を定義するために作られたのではない。 スカイストライカーが誰かを合法的に追いつめるための、都合の良い口実として生み出されたものだ。 実際、彼らは殺す必要さえない。その者を安全圏から放り出し、野生の世界に放置すればいい。――死は必然として訪れる。飢え、異形、NG、過酷な環境……そのいずれかが、普通の人間を容易に仕留めてくれる。


しかし、問題は「突出した個体」が次々と現れ始めたことだ。 死なない者たち。 生き延びる者たち。 適応し、世界を逆に狩るほどに強くなった者たち。 だからこそ、彼らはスカイストライカーの目障りな棘となった。 放逐して死なないのなら、抹殺するしかない。 「危険」という言葉で片付かないのなら、称号を与えればいい。 「犯罪者」と。 真実を歪めるのに十分な、曖昧な言葉。 暴力を正当化するための、完璧なラベル。


それ以来、スカイストライカーはこの概念を道徳の盾として使い、自分たちの秩序に従わない者、気に入らない者を徹底的に追いつめてきた。 その本質に、崇高な理念など欠片もない。 権力を手に入れた人間が、それを使って示威できることに気づいた瞬間から始まったことだ。


権力を乱用する教師と同じだ。――気に入らない生徒を「規律」の名の下に叩き潰す。 事情を知らない大衆と同じだ。――犯罪という言葉を無意識に嫌悪し、誰がその「罪」を定義したのかを疑いもしない。


だが、物事を理解している者は違う。 彼らは群衆に同調しない。 スローガンに扇動されない。 彼らは自ら正邪を判別し、常に問題の真の根源へと遡る。


必要なことをすべて語り終えると、アックは消えた。 挨拶もなく。 言い残すこともなく。 ただアコウ一人を、ゲームのモニターの前に残して。


今やゲームには、世界を固唾を呑ませるような名は残っていない。 ツバサはいない。 白龍もいない。 そして、市川も。


ツバサに関して言えば、その正体は露呈してしまった。彼はゲームを去ることを余儀なくされた。――プレイヤーたちの馬鹿げた宣言のせいではない。赤色国から緊急の召集がかかったからだ。国の存亡に関わる重大な会合に出席するために。


市川は逃走した。 そしてその事実は、決して看過されることはない。 その会合は――名目上は――治安維持のためのものだ。 だが実態は、人間狩りのための会合だ。 おそらく、「奇跡の世代」が派遣されることになるだろう。 捕らえるためではない。 市川を「抹殺」するために。


なぜなら、市川はかつて国家の中心、女王が座す地に現れた。彩色眼の能力は、彼に一度足を踏み入れた場所、あるいは目にした場所への自由なアクセスを許している。 それは、即ち…… 市川はいつでも戻ってこれるということだ。 女王の安寧が、天秤にかけられたのだ。


現在、女王はいまだ別の次元に身を隠している。――先ほどの接触も、響き渡る声に過ぎなかった。しかし、市川のような潜在能力を持つ者にとって、わずかな綻びさえ見つければ、侵入は不可能ではない。 今すぐではないかもしれない。 だが、将来のことは誰にも分からない。 ゆえに、NGは先手を打たざるを得ない。 並行して、人類もまた抹殺命令を下さねばならない。 一石二鳥。 市川をブラックウィングスに合流させず。 そして、戦争を勃発させないために。


ゲームへと視線を戻す。 今や、最強の座に残っているのは海賊の少女のみだ。 均衡の崩壊を防ぐため、観客たちはゲームが再開される前に、最後の一手を打つことに同意した。金が絶え間なく注ぎ込まれる。富豪たちはこれを新たな博打の対象と見なした。


主催者の貴族は、隠しきれない満面の笑みを浮かべている。 市川と白龍のおかげで視聴者数は爆発した。 そして今、再び金が流れ込んでくる。


ブラックウィングスの首領が戻ってきた。 そして彼は、市川と白龍の賭けに完全勝利した唯一の人間となった。 なぜなら――すべては最初から、彼の計画通りだったのだから。 勝者が一人しかいない場合、すべての配当は片側に集中する。主催者は通常通り10%を受け取る。ゆえに貴族はますます上機嫌になり、首領に対して感謝の意さえ示した。


アコウが瞬きをした、その時。 周囲の光景が一変した。 真新しく、壮麗なローマの闘技場がそこにあった。――あたかも一度も破壊などされていなかったかのように、完璧な姿で。何が起きているのか理解する間もなく、すべての人々の意識に直接、アナウンスが響き渡った。


「アコウは、再び『人質』としてゲームへと復帰する」


アコウは驚愕して顔を上げた。 頭上の空が、白み始めている。 彼は戻ってきたのだ。――まさに、あの会合が始まろうとしていたあの瞬間に。


闇の中から、ブラックウィングスの首領が静かに酒を煽り、平然とした声が響いた。


「おそらく今回は……君と間接的に対峙することになるだろうね、アコウ君」 「せいぜい、復讐に励むことだ」

これから先は、これまでのような単純な戦闘だけの物語ではありません。

世界規模の戦いが一つの区切りを迎え、次に始まるのは、アコウのような人物たちによる“頭脳戦”です。

もちろん、今後の章でも戦闘は続きます。

しかしその裏側では、アコウとブラックウィングスの首領が、直接刃を交えることなく、互いを出し抜く間接的な対決を繰り広げていくことになります。

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