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第62話

乾ききった砂の下で、大地がかすかに震えた。

まるで何かが地中で蠢いているかのように。


ゾアが異変に気づくより早く、黒ずんだ腕が土の中から突き出た。

それは焼け焦げたような亀裂に覆われ、ゾアの足首をがっちりと掴み取る。


「……!?」


次の瞬間、凄まじい力が襲いかかった。

ゾアの身体は地面に叩きつけられ、そして凧のように宙へと投げ上げられる。

大地が裂け、砂塵が舞い上がり、耳をつんざくような破壊音が辺りに反響した。


ゾアは歯を食いしばり、全身を貫く激痛に耐えた。

口の端から血が溢れ、顎を伝って滴り落ちる。


「……また、か。」


低く掠れた声で呟きながらも、瞳の奥は鋭く光り続けていた。


やがて、舞い上がった砂煙の向こうから黒い影が一歩、また一歩と現れる。

それは、見覚えがあるようでいて、どこか異様だった。

灰黒の肌は焼けただれ、身体は歪に捻じ曲がり、まるで人ではなく“何か”を無理矢理繋ぎ合わせた存在。


低く、金属を擦るような声が響く。

そこには生気も情もなく、ただ濃密な殺気だけがあった。


「……なぜだろうな。お前には妙に興味が湧くんだ、ゾア。」


ゾアの背筋に冷たい悪寒が走る。

──変異の魔が現れたのだ。


その気配は氷のように冷たく、血液が凍りつく錯覚を覚えるほど。


しかし、ゾアは恐怖に屈しなかった。

代わりに、ゆっくりと立ち上がり、額の血を拭うと、静かに笑みを浮かべた。


「……俺に興味? どうでもいい。」

ゾアは血を吐き捨て、刃のような声で言い放つ。

「だが、ここで確実にお前を殺す。人を化け物の餌にするその悪趣味、今ここで終わらせてやる。」


その言葉に、魔は口角を吊り上げた。

嘲笑とも、挑発ともつかぬ笑みを浮かべながら、低く囁く。


「すべてを失った今でも……まだそんなことが言えるのか?」


ゾアが反論しようとした刹那、闇が爆ぜた。

黒い影が彼の横に立っていた。


「なっ──!?」


影は漆黒の鎧に身を包んだ騎士だった。

そしてその剣が、光を裂いて振り下ろされる。


ズバァン──!


空気が悲鳴を上げた。

黒い刃がゾアの身体を切り裂き、彼を遠くの建物へと吹き飛ばした。


ドゴォォォン!!!


建物が崩壊し、砂煙が嵐のように巻き上がる。

瓦礫の雨が降り注ぎ、音も光も飲み込まれていく。


変異の魔はその背を向け、静かに言った。


「残念だが……今のお前の相手は私ではない、ゾア。」


黒い影が揺らめき、崩壊した街の中へと溶けていった。


瓦礫の中で、ゾアは震える手で地を掴み、息を荒げながら立ち上がる。

肉体は限界に近い。

だが、その瞳だけは──炎のように燃え盛っていた。


やがて、漆黒の炎がゾアの周囲に立ち上る。

それは光を呑み込み、世界の色を奪い去る。

熱が空気を歪ませ、退こうとした魔の外套を激しく煽った。


ゾアは叫ぶ。

声が焼け焦げ、怒りが爆ぜる。


「逃げるなッ……このクソ野郎ォォォッ!!!」


剣を抜き放つ。

刃に黒炎が宿り、ゾアの身体が閃光のように飛び出す。


闇を裂き、標的の背へと一直線に突き進む──。


だが、その瞬間。


天から巨大な光柱が降り注いだ。


ドオォォォォン!!!


大地が裂け、爆風が全てを呑み込む。

視界は白く染まり、音が消える。


数キロ離れた場所にいた者たちですら、その閃光を見た。

そして誰もが理解した。


──戦いが、始まったのだ。

黒い嵐の中心に、変異の悪魔が立っていた。

その身体は濃密な闇に包まれ、どんな攻撃も通じないように見えた。


一方、Zoah は瓦礫の中に倒れ伏し、胸を苦しげに上下させながら、唇の端から血を零していた。


「いったい……何が起きた……?」

かすれた声でZoahが呟く。


悪魔は低くくぐもった笑い声を漏らした。その響きはまるで金属の軋む音のようだった。


「さて……もう戦える力が残っているのか……? なあ、白龍はくりゅう。」


その名を聞いた瞬間、Zoahの身体が電流に打たれたように跳ね起きた。

見上げたその先――彼の背に立っていたのは、一人の若き男だった。

白銀の髪が風に舞い、白金の手甲が月光のように輝いている。

彼は高空から舞い降りたばかりで、その着地だけで空気を押し潰すような衝撃を生み出した。


Zoahは即座に黒炎を解き放つ。

それは津波のように爆ぜ、背にいた男を吹き飛ばした。

白龍は空中で身を翻し、砂地に着地する。

そこには、黒く焼け焦げた軌跡が長く残った。


――もはや疑いようもない。

狩人ハンター側の新たな一員が姿を現したのだ。


「俺をここに呼び出したのは、Zoahという脅威を排除するため……」

白龍は口元の血を拭い、冷たい声で続ける。

「……だが、俺を一人きりでぶつけるつもりか? 変異の悪魔。」


悪魔は黙したまま、半ば軽蔑し、半ば思索するような目で彼を見つめていた。

その奥で――奇妙な直感が疼く。

もしZoahを生かしておけば、いずれ未来の脅威となる。


今のZoahはまだ弱い。

だが彼の中には、危険な核――混沌の種が眠っている。

それは、悪魔自身ですら戦慄を覚えるほどの存在。

まるで物語の中で、今日までは無力な主人公が、明日には世界を滅ぼす怪物になるような――そんな予感だった。


だからこそ、悪魔は思った。

今ここで終わらせるべきだ。


……しかし、その刹那、彼はためらった。


もしかすると――自分の予感すら裏切ってみたくなったのかもしれない。

運命を試したくなったのだ。


悪魔は白龍を一瞥し、薄く笑った。


「どうやら……もう、奴を殺す気は失せたようだ。」


背を向けると、冷酷な宣告のような声を残した。


「見せてやれ、白龍。

お前一人で……十分に奴を葬れるはずだ。」


その身はゆっくりと煙に溶け、風の中へと消えていった。


残されたのは――

黒く焦げた砂原の上、

対峙する二つの存在。


一方は黒炎こくえん、一方は白光はっこう

生と滅、闇と光――その二極が、今ここにぶつかり合おうとしていた。


Zoahは全身の痛みに耐え、歯を食いしばりながら立ち上がる。

剣の柄を握りしめ、鋭い視線を向けた。


白龍はそんな彼を見て、薄く笑う。

「警戒する必要はない。ここには俺とお前しかいない。」


Zoahは口元を歪めて返す。

「ふん……誰が信じるか。お前らの仕掛けなんてな。」


その言葉が終わると同時に、白龍が手を掲げた。

瞬間、巨大な光の球体が出現し、周囲のすべてを飲み込む。


Zoahの目の前で、世界が歪む。

木々も岩も、空気すらも――すべてが粉砕され、光に溶けていく。


白龍が指を軽く握り締めた。


光球が炸裂する。

衝撃波が天地を薙ぎ払い、一帯の大地を平らに削り取った。

残ったのは、白い砂塵が降り注ぐ無の荒野。


「これで……証明になったか?」

ゾアはその場に立ち尽くした。

顔色がさっと青ざめ、冷たい汗がこめかみを伝って流れ落ちる。喉がひりつくように乾き、手がかすかに震える。それでも彼は剣を構えた。――今の自分が、この目の前の存在に抗えるかどうか、まるで自信がなかった。


思考する間もなく、風が耳を裂くように吹き抜けた。

次の瞬間、白竜の姿が消え、ゾアの背後に現れる。首を狙った致命の蹴りが閃く。


ゾアは咄嗟に身を翻し、剣で受け止めた。

金属と骨がぶつかり合う、甲高い音が響く。衝撃のあまり**全身が痺れ、**脳の奥まで震動が突き抜ける。視界がぐらりと揺れた。


休む間もなく、白竜は指先を向け、光の球体を放った。

眩い閃光が辺りを包み込み、爆発がゾアを吹き飛ばす。砂煙の中、十数メートル先まで転がされた彼は、幸運にも爆心地を外れていた。致命傷は免れたが、死が目前に迫る感覚をはっきりと感じていた。


白竜は容赦なく追撃に移る。

空中に浮かび上がると同時に、回転しながらゾアの頭部めがけて強烈な蹴りを叩き込む。


ゾアは辛うじて頭を傾けてかわしたが、肩に直撃を受ける。**地面がひび割れ、**砂塵が嵐のように舞い上がった。


全身に走る痛み、口の端から滲む血。意識が遠のいていく中で、ゾアは悟った。――このままでは、確実に死ぬ。


その刹那、白竜の拳がとどめを刺そうと迫った瞬間、

ゾアの全身から黒炎が爆発するように噴き出した。

激しい熱が空気を裂き、白竜を吹き飛ばす。わずかに呼吸を整える隙が生まれた。


ゾアは膝をつき、荒く息を吐く。

熱気が喉を焦がし、胸の奥まで灼けるようだ。


目の前では、白竜が服についた炎の残滓を軽く払い落とし、冷ややかな眼差しで彼を見下ろしていた。


「情けないな……“七つの罪を継ぐ堕者”と呼ばれる者が。」


血と砂にまみれた体で、ゾアは残った力を振り絞り反撃の構えを取る。

だが、その瞬間――見えない力が彼の身体を強く引き寄せた。


「くっ……!」


抵抗する間もなく、胸を貫く一撃が突き刺さる。

意識が途切れかけたところへ、さらに天からのような一撃が叩き込まれ、彼の身体は地面へ叩きつけられた。

轟音と共に大地が裂け、砂塵が爆ぜるように巻き上がる。


白竜は冷ややかに手を掲げた。

そこに現れたのは、先ほど大地を消し飛ばした眩い白光の球体。

それをゾアに向けて放つ。


光が彼を呑み込もうとした、その時――

砂塵の中から、低く温かな声が響いた。


「闇の代表とでも思ったが……なるほど、白竜か。」


一筋の剣閃が閃く。

白い球体は真っ二つに裂かれ、音もなく霧散した。


白竜は目を見開いた。


「能力を……消したのか?」


現れたのは、上半身をさらした男。

鍛え上げられた筋肉、肩まで垂れる黒髪。

手には波のような文様を纏う刀身が輝いていた。


「ブラックウィングの首領が持つ伝説の剣じゃない。」

男は穏やかに言う。

「これは――ちょっとした“剣技の応用”に過ぎない。」


霞む視界の中でも、ゾアはその顔を見間違えることはなかった。

――**ツバサ。**護衛隊の一人だ。


白竜は眉を寄せ、低く問う。


「能力を斬る剣技など、存在するわけがない。」


ツバサは微笑んだ。


「この世界は広い。お前はまだ、その美しさのほんの一端しか見ていない。長く生きれば、分かるさ。」


「お前も……NGなのか?」


「そうだ。」ツバサは頷く。

「俺はNGだ。そして……かなり長く生きている。

もし俺が人間だったら、君には“じいさん”と呼ばれているだろうな。」


白竜は鼻で笑った。

「なるほど。力を持ちながら、それを使わぬか。

俺が誰なのかも知っていて、それでも自分のほうが強いと?」


ツバサは軽く首を傾け、柔らかな笑みを浮かべた。


「伝説の竜のひとりから、そう言われるとは光栄だ。」


それだけ言うと、白竜は無言のまま背を向けた。

足元の灰を踏みしめながら、白い風の中に姿を消す。


ゾアは地面に倒れ、息も絶え絶えに呟いた。


「あなた……NGなのか? でも、どうして……地図の計画どおりに動かなかったんだ?」


ツバサは落ち着いた声で答えた。


「俺には俺の目的がある。……だが正直、驚いたよ。

あの黒い炎を、再び目にするとは思わなかった。

あれは、かつて俺たちを長い間――苦しめたものだ。」


その言葉を最後に、ゾアは静かに意識を手放した。


ツバサはしばらく彼を見下ろし、やがてそっと肩に担ぐと、

地図に示されたルートを辿り、囚われた仲間たちのいる地点へと歩き出した。


――こうして、ゾアの初陣は惨敗に終わった。

夜の帳が降りた頃、ゾアはようやくゆっくりと目を開けた。

目の前に広がっていたのは、深淵のような夜空――無数の星々が瞬き、まるで人の世を見下ろしているかのようだった。

あたりは静寂に包まれ、砂漠の冷気を運ぶ風が木々の葉をかすかに鳴らす音だけが耳に届く。


「目が覚めたか、少年。」


低く穏やかな声が響く。

それは――ツバサ、ゾアを救った男の声だった。


ゾアはわずかに体を動かした。

全身にまだ鈍い痛みが残り、筋肉が軋むような感覚が走る。

ふと下を見ると、彼の体は丁寧に包帯で巻かれていた。

深い傷はすでに手当てされ、残りは自身の能力《完全治癒パーフェクト・リジェネレーション》で徐々に癒えていくだろう。


「……計画は……」ゾアはかすれた声でつぶやいた。


「安心しろ。」ツバサは淡く笑みを浮かべて答えた。

「すべて順調に進んでいる。俺たちはすでに人質グループの位置まで辿り着いた。」


「……みんなは?」


「それぞれ見張りについている。ハンターどもが近づけば、すぐに気づくだろう。」


ゾアは小さく息を吐いた。安堵の色がわずかに瞳に宿る。

だが胸の奥には、まだ答えを求める疑問がいくつも渦巻いていた。

しばしの沈黙の後、彼は隣の男に視線を向け、静かに口を開いた。


「お前……一体何者なんだ? 本当の名前は?」


ツバサは夜空を見上げたまま、何も答えなかった。

その沈黙が、彼の存在にいっそうの謎を纏わせる。

まるで、あまりにも多くを見てきた者が、語ることを諦めてしまったかのように。


答えが返ってこないと悟ったゾアは、話題を変えるように口を開いた。


「……あの男――“白竜”と呼ばれた奴、あれはいったい何なんだ?」


ツバサの瞳がわずかに揺れる。

やがて彼は遠い記憶を辿るように、静かな声で言った。


「――あれは、“竜誓りゅうせい”の一つだ。」


「竜誓……?」


「“竜と世界の間に交わされた古き誓約”だ。」

ツバサは深淵のような夜空を見上げながら続けた。

「それぞれの竜は、世界を構成する法則の一端――存在の原理そのものを体現している。

竜誓の力は、魔導師にも、そして“黙示の四騎士”にも匹敵するほどだ。

だが、その時代は――とうの昔に、地の底へと葬られた。」

ツバサは言葉を区切り、しばし遠い記憶をたどるように沈黙した。


「……大戦の時代――“世界大戦”の最中に、すべての**竜誓りゅうせい**は命を落としたと言われている。

その血脈は歴史から姿を消し、やがて“忘れ去られた伝説”となった。

いま、もし“竜誓の継承者”が存在するとすれば……それは極めて稀なことだ。」


ゾアは黙って耳を傾けながら、背筋を這い上がるような冷たい感覚を覚えた。


「……でも、そこまで強大な存在だったなら、なぜ誰も覚えていないんだ?」


「それは――彼ら自身が、誰にも覚えられたくなかったからだ。」

ツバサの声が低く沈む。

「そして、彼らに出会った者は……誰一人として、生きて語ることができなかった。」


ゾアはゆっくりとツバサを見上げた。

その言葉には、重く、揺るぎない真実のような響きがあった。


「竜誓には、誰がいたんだ?」


ツバサは夜空を仰ぎ、まるで古代の祈りを口にするかのように静かに語り始めた。


Crimsonクリムゾン ――紅竜。血脈と戦争を象徴する赤。


Azureアズール ――蒼竜。海と運命を司る蒼。


Ivoryアイボリー ――白竜。純光の象徴にして、空間と光を操る者。


Obsidianオブシディアン ――黒竜。闇を喰らい、生と滅びを統べる存在。


Violetヴァイオレット ――紫竜。魂と夢を支配する。


Verdantヴァーダント ――緑竜。自然の息吹と再生を象徴する。


Aurumオーラム ――金竜。法と均衡の象徴、秩序そのもの。


ツバサはゆっくりと目を閉じ、かすかな息とともに言葉を継いだ。


「……そして、ただ一人だけ――人間の竜誓が存在した。」


ゾアは拳を強く握りしめた。

脳裏には、白竜と対峙したあの光景が蘇る。

あの光球がすべてを吸い込み、空間そのものが爆ぜる――

抗う間もなく、すべてを消し去る“神の一撃”。


「……どうして、そんなことまで知っているんだ?」


ツバサは小さく笑みを浮かべた。


「俺は――彼らが生きていた時代を見てきたからさ。」


ゾアの目がわずかに見開かれる。

その瞬間、彼の胸に広がったのは、言いようのない驚愕と畏怖だった。

ツバサは、ただのNGではない。

まるで、歴史そのものを見届けてきた“証人”のように感じられた。


「……ただのハンターの一人でさえ、あれほどの力を持つのか。」


ツバサは肩をすくめ、口元に淡い笑みを浮かべた。


「ハンターの中に誰がいるのかは知らない。

だが、一つだけ確かなことがある――あの白竜は、最強ではない。」


彼の視線は遠くへ向けられる。

星々がまたたき、夜風が砂をさらう。


「まだいる。――あいつよりも、ずっと強い奴が。

もしお前が生き延びることができたなら……いずれ必ず、出会うことになるだろう。」


ゾアは何も言わず、ただ夜空を見上げた。

風が頬をなで、静寂が世界を包み込む。


その胸に広がったのは――

言葉にならない恐怖と、運命と呼ばれるものの予感だった。

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