桜ヶ丘高校生徒会役員からのお知らせ
今日は4月の1日ですね。皆さんどうお過ごしでしょうか。
そんなサクコーからお知らせがあるそうですが……一体なんでしょうか?
桜田「んで、なんなんですか? 会長。こんないつもの生徒会室に呼び出して」
夏樹「いつもじゃないぞー、桜田。今回は特別、節約バージョンだ。いつもだったら俺たちの名前の後に改行をして、それから会話文が打ち込まれるんだが、今回は名前の後にすぐに会話文が打ち込まれるという、読者にとっても優しくない設計になっている」
桜田「全国各地にいるこの小説を読んでいる人たちに向かってなんてことをするんでしょうね、作者は」
夏樹「だから、今回は少し自重してもらって、地の文は無しの方向で行く」
桧木「でもやってることっていつもの休日とかわんないですよね。おこたにミカンですよ?」
萩 「まあまあ。そんなことを言ってるから作者はいつまで経っても本編が進まないんだよ」
桜田「こらこらこら! そんな話をしないでください! 会長! だいたい今回はまるまる一つ、短編小説としてこちらに掲載されてもらってるんでしょ!?」
夏樹「おー、そうだった。そうだった。忘れてた」
柊 「こんな簡単なことを忘れてしまう会長……それもまたいいわね……はぁ♪」
夏樹「……何故だろう。急に悪寒が……」
乍乃「んで? なんなんですか? 会長? 大事なお知らせって」
夏樹「ふっふっふ……」
桜田「な、なんなんですか? そんな意味ありげな含み笑いをして……まさか会長……」
夏樹「そうさ……ついにやっちゃったんだよ……」
乍乃「ま、まさか……ついに、ですか?」
夏樹「ああ。ついにな」
柊 「……大丈夫、なんですか?」
夏樹「さあな? どうなるんだろうな?」
萩 「…………(ゴクリ)」
夏樹「生唾を飲み込むほどに緊張しなくてもいいぞ、萩。声優さんとかがやると結構きついそうだから」
桧木「……会長さん、踏み越えてはいけない一線を、ついに……」
夏樹「ああ……ついに超えたからな、俺たちは……」
桜田「そう、ですか……」
夏樹以外全員『もしもし、警察ですか』
夏樹「うお――――――い! 何してやがんだお前らー! ケータイをそんなに引っ張り出して! ここ一応学校だから! 学校で携帯使っちゃいけねーんだよ!?」
桜田「えぇ~? そんなことを言ってていいんですか? 会長」
桧木「もうそろそろ警察が来ますよ?」
乍乃「こんな事もあろうかとメールですでに打っておきました」
柊 「まったく……事もあろうに犯罪を犯すなんてね……」
萩 「失望しましたよ。会長……いや、元会長」
夏樹「元の部分を強調するな!! つか制作側! 俺の上にあるこの特殊ルビを消せ!! しかも何気に増えてるじゃねぇか!!」
桜田「んで? 会長。何をやらかしたんですか? 下着泥ですか? それとも幼女誘拐ですか?」
桧木「監禁だったらそのまま連行しますが……暴行を加えていた場合、速やかに射撃行為を開始します」
夏樹「だから人の話を聞けーい! お前ら! 親に『人の話をちゃんと聞くように』って習わなかったのかー!」
柊 「まあまあ会長。落ち着いてください」
夏樹「どさくさに紛れて写真を撮ろうとするな! しかも、一眼レフじゃねぇか! それ!!」
柊 「ニ○ンは映りがいいですから」
夏樹「そーいう問題じゃねぇ――――――――!」
萩 「んで? 会長。本当は何を話すつもりだったんですか?」
夏樹「けっ。いいよいいよ! おめーらなんかには一生話さねぇから!」
桜田「いいじゃないですか、会長~言ってくれたって~」
夏樹「いいもんいいもん。このまま墓まで、この秘密を持って行ってやらぁ」
桧木「会長? 話してください」
夏樹「分かった話そう。話すから。話すからその銃を下ろしてくれ……。さて。皆に集まってもらったのは他でもない。桜ヶ丘高校せいとかういあやいん……せいとかうやくおあい……せいときゃい……」
桜田「かみすぎですよ、会長」
夏樹「すまん。噛んだ」
桜田「違う、わざとだ」
夏樹「かみまみた!」
桜田「わざとじゃない!?」
夏樹「垣間見た!」
桜田「何をですか!?」
乍乃「……一部の人にしか分からないようなネタを、使うのはどうかと……それに、許可は取ってるんですか? 二人とも」
桜田・夏樹『………………………………事後承諾』
乍乃「……だめですね、二人とも」
夏樹「ま、まぁ、そんなことより、だ。桜ヶ丘高校生徒会役員……つまりはこの小説に用があるんだな」
桜田「この作品自体じゃないですか」
夏樹「そう。この作品に関わる、とてつもない重要な出来事だ……。みんな。心して聞け」
一同『…………ゴクリ』
夏樹「なんと……桜ヶ丘高校生徒会役員が……ついに……まさかの…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
一同『…………』
夏樹「…………」
桜田「…………って一体どこまで引っ張るんですか! 早く言ってくださいよ!!」
夏樹「…………小説化、決定だ!!」
一同『…………は?』
夏樹「いやだからお前ら。小説化、決定だ!!」
桜田「……いや、あの……すでに小説化には……」
夏樹「いや、だーかーら! 小説化になるの!! 要するに! 書籍化するんだよ! しょ・せ・き・か!!」
一同『……………………えええええええええええええええええええええええええええええ!?』
夏樹「ふふふ。驚いたか、皆の衆」
桧木「いや、驚くレベルじゃないですよ!」
乍乃「あ、あの、要するにほ、本になるって事ですか!?」
桜田「ま、まさか……んなあほな……」
夏樹「ふっふっふっふ……まぁ、驚くのも無理は無いだろう。さんざん酷評を受けた上に、挙げ句の果てには更新停止。作者の怠慢。ここまでのアクシデントが重なりつつもここまで来たのにはかなりの作者の努力があったんだからな……」
桜田「ここまで作者は頑張ってきたんですね……!」
乍乃「どんな仕上がりになるんでしょうか。ラノベとかになったら普通に挿絵が加わるんですし……」
桧木「私はどちらかと言ったらス○ークがいいですね」
桜田「いやいや。FO○隊員はそこまではしないと思うよ!?」
乍乃「でも私は原田たけひと先生だったり、黒星紅白先生だったり、藤子・F・藤雄先生がいいですねぇ~」
桜田「現在いない人物の名前が入ってる!」
桧木「ハルさんは?」
桜田「へ?」
乍乃「そうですよね。軍曹さんは誰がいいんですか? ラノベ化するにしたら」
桜田「あ、私? 私は……」
乍乃・桧木『ふんふん』
桜田「う~ん……あ! いとう○いぢ先生かな!?」
乍乃「…………」
桧木「…………」
桜田「え? あ、あれ? な、なにか悪いこと、言ったかな? 私?」
乍乃「いくら何でもそれは無いと思いますよ……軍曹さん」
桜田「へ? なんで?」
桧木「ホントですよ……なんだか幻滅しちゃいました……」
桜田「あ、あれー? 何でこんなに期待感を下げられてるの……?」
乍乃「でもあれですよね! 人気が出てきたらアニメ化もゲーム化もされるんですよね! ついにメディアミックスですよ!」
桧木「いざとなったら私も参入されるんでしょうか……?」
桜田「へ? 何に?」
桧木「……18禁の作品に」
桜田「……うーん。どうだろうね」
乍乃「だとしたらもうあれですね! カードゲーム参入となったら俄然ヴァイ○シュヴァルツに入ることを私は望みます!」
桜田「何故にヴァイスシュ○ァルツ!? 知ってる人もそんなに多くはないモノを何故にチョイス!?」
乍乃「へ? 私持ってますよ? ヴァイスシュヴ○ルツ。ほら」
桜田「……い、いや。私に見せられても仕方がないんですけど……」
桧木「だとしたらキャラソンも発売されるんでしょうか! 楽しみですね~!」
夏樹「……お前ら。お楽しみ中悪いんだが、一つ大事なお知らせがある」
桜田「へ? 何ですか? 大事なお知らせって」
夏樹「それはな…………今までの話、全部嘘だから」
桜田・桧木・乍乃『……は?』
夏樹「いや、だから、全部嘘。嘘っぱち。根も葉もないモノ。だいたいなぁ。うちの作者がそう簡単に作家になれるわけ無いだろ? ここにこうして打ってる時点でそんな告知してる暇無いと思うし」
萩 「ま、予想はしてましたけどね。話がうますぎますし」
柊 「勝手に盛り上がってる光景、楽しく見させてもらったわ♪」
桜田「…………え? じゃあ何ですか? 先輩方は知ってたんですか? 今までの話、全部嘘だって事」
萩 「当然」
柊 「私が見抜けないとでも?」
桜田「…………」
桧木「…………」
乍乃「…………」
夏樹「あ、あれ? どうしたんだよお前ら。そんな暗い影を纏って。ま、まぁいいじゃないか。ほら、画面前の読者の皆様だって『ああ、いつもの嘘予告か』って納得できたから! それでいいじゃん!? な!? な!? だからさ……みんな落ち着け? な?」
桜田「アハハハハハ……会長?」
桧木「乙女の純情な心をもてあそんだこと、後悔させてあげますよ?」
乍乃「オタクの底力……見せてあげましょう……!」
夏樹「ま、待てお前ら……やめろ。ホントに止めろ。とめて、誰かこの人達を……とめてぇぇぇぇ――――」
萩 「……ねぇ、紫苑」
柊 「なに、昌介」
萩 「……ミカンがおいしいね」
柊 「もうすっかり春だって言うのにね。作者もストレスがたまってるのかしら」
萩 「そりゃあ、本編も、投稿用もそんなに進んではいないようだし……」
柊 「…………ま、何とかなるでしょ? 今の今までがそうだったんだし」
萩 「そうだね」
柊 「最後に、読者の皆様に一言」
萩・柊『皆様。どうもすみませんでした』
えーっと……ホントに皆様……。
すんませんでしたぁぁぁぁ!!
諸関係の皆様方……。
申し訳ございませんでしたぁぁぁぁぁ!!
でも今日あれだから! エイプリルフールだから許してくれますよ……ね? 許してくれるんですよね……? 許してくれたら……いいなぁ……。