寮母さんは幼女?
今回は、短めです。
クラス部屋を出て、暫くハルジオン先生を先頭にして歩き、現在俺達の目の前には、大きな建物が建っていた。
「お〜し。着いたぞ。ここがこれからお前達が暮らす、男子寮の百花繚乱だ。なんでも、昔の倭国の国王様が通われてた際に、寮の名前を付けたらしいんだが、そのまま継続して使われている。」
ハルジオン先生の説明を聞き、俺の先祖が付けた名前と知り、なんだが誇らしく思えた。
「今から、寮母さんを呼んでくるが、……失礼な態度を取らないように。……殺されるぞ。」
ハルジオン先生は、何を言っているんだ? 寮母さんを呼びに行くだけなのに、なんでそんな恐ろしい人が来るような事を言うんだろうか。
ハルジオン先生が百花繚乱に入り、数分して出て来た。
ハルジオン先生しか出て来てないな。
……寮母さんは、不在だったかな?
「それでは、寮母さんを紹介する。」
ハルジオン先生が、寮母さんがいないのに、話し始めた。
……馬鹿な!? どこから現れたんだ!
あ〜、ハルジオン先生の後ろにいて、見えなかっただけか。
俺達の目の前には、……ピンクのショートカットをして、黄色の瞳の……美幼女がいた。
「ハルジオン先生。寮母さんはどちらでしょうか? この美、……幼女は一体?」
俺は、みんなが疑問に思っているであろう事をハルジオン先生に質問した。
「……彼女が、ここ百花繚乱の寮母をしているペチュニアさんだ。」
ハルジオン先生が、幼女を寮母だと発言した。
……こんな子供が?
「いやいや、先生なんの冗談ですか?」
「こんな子供が?」
「迷子?」
「分かったぞ! 寮母さんの子供だきっと!」
「お〜幼女だ〜!」
俺と同じように、皆疑問に思ったようだ。
最後の奴は危険だな……お巡りさーーん! ここに変態がいまーーす。
「……ペチュが寮母じゃやなの?」
寮母さんは、目をうるうるさせて、上目遣いをしてきた。
……反則だ。
「か、可愛い!」
「そんな目で見ないでくれーー!」
「寮母さんです。はい。」
「うっ! 俺の父性本能がーー!」
「……お持ち帰り!」
みんな、ペチュニアさんにノックアウトされていた。
……最後の奴は、犯罪者になりそうだな!
「それでは、後はお願いします。」
ハルジオン先生は、ペチュニアさんにそう伝えて、立ち去ってしまった。
「みなさんの部屋割りは、中に掲示してありますので、確認して鍵を貰って下さいね。ご飯は、私が三食作ります。……私のご飯を食べたくない方や自炊される方は、厨房を利用出来ます。私の食べてくれないと泣いちゃうからね。」
ペチュニアさんの説明を聞き終え、殆どの者が百花繚乱に入って行った。
「……ペチュニアちゃんのご飯が毎日食べられるだと! ……神様に感謝します!」
最後まで、馬鹿なこと言ってる奴が天に向かって吠えていた。
次回は、誰と同じ部屋なのか!?
ペチュニア→花言葉は、心の安らぎ




