表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/241

剣術の師〜出会い②〜

 師匠に剣術の指導者を依頼した翌日、師匠と共に訓練場に来ていた。


「総司令官から、サクラ王子を訓練場に連れてくるよう言われたんだが、もう指導者が決まったのかな?」

 師匠は首を傾げながら俺に話しかけて来た。


「訓練場に呼ぶくらいだから決まったんじゃないですか?」

 俺は師匠を見上げながら答えた。


 すると、ガタイのいい50歳くらいの赤髪短髪の厳つい顔したおじさんが近づいて来た。


「総司令官。言われた通り、サクラ王子を連れて来ましたよ。」


 このおじさんが総司令官。


「ああ、やっと来たか。」


「サクラ王子の指導者が決まりましたか?」


「……一人立候補した者がいるんだが…サクラ王子の実力を先に見たいとの要望があってな…」

 総司令官は気まずそうに話し出した。


「……成る程。指導するなら、今の王子を見ておきたいと……王子どうされますか?」

 師匠が俺に確認して来た。


 俺は剣術を習うためにはやるしかないと思った。


「分かりました。何をすればいいですか?」


「その者とここで戦ってもらいます。」

 総司令官はそう言うと訓練場の隅に立っていた者に声を掛けた。


「フリージア軍隊長! 話が着いたぞ!」


 総司令官にフリージアと言われた者は、黄色の短髪に黄色の瞳をした細身の美青年だった。


「俺は相手が王子でも子供でも剣を教えるならば容赦しません。宜しいですか?」

 フリージアは真剣な表情でそう言った。


「勿論! 王子だから、子供だからと手を抜かれたら困る!」

 俺はフリージアを見上げてそう言い切った。


「……分かりました。既に話は聞いていると思いますが王子の実力を知りたいので手合わせ願います。」


「魔法はどうしますか? 剣のみの試合ですか?」


「王子の実力を見たいので、魔法を使っても構いません。武器は木刀でやりましょう。」


「分かりました。」


 こうして俺の初模擬戦が行われた。

フリージア→1月10日他数日の誕生花

花言葉は、黄色が無邪気、白があどけなさ、赤ぎ純潔、紫が憧れです。

戦闘シーンがどの程度書けるだろうか......。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ