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男と女の戦いNo.2 o(`ω´ )o

ちょっと刻みます(^◇^;)!

 ストックとアカンサス達が激しい戦いを繰り広げていた頃、リンドウとカトレアも激しくぶつかり合っていた。


 お互いの武器が何度もぶつかり合い、甲高い音が鳴り響いていた。


「“風氣(ふうき)”」

 リンドウは、風属性を身に纏い、更に速度を上げて攻撃を繰り出した。


「“光鎧(ルスアルマドゥラ)”」

 カトレアは、光属性を身に纏いリンドウに応戦していた。


「おおーー! “風牙(ふうが)”」

 リンドウが天逆鉾に風属性を付与して、下から上、上から下へと繰り出した。


「やぁーー! “光回転(ルスロタシオン)”」

 カトレアは、薙刀に光属性を付与して、回転し、リンドウの風牙を防いだ。


「“風流閃(ふうりゅうせん)”」

 リンドウが、風を付与した一閃を繰り出した。


「“光一(ルスフラッ)ッ!? しまった!」

 カトレアが、リンドウの風流閃に対抗しようとしたところで、デイジーが放った矢が飛来した。


「もらったアル! “巨大な(ヂィーダァー)光線(グアンシエン)”!」

 カトレアが矢に当たる直前、極太の光線が矢を消しとばし、そのままリンドウを場外に吹き飛ばした。


「……あれは、避けれないッスね。」

 リンドウは、先程の攻撃を思い出して、そう言葉を発した。


「やったアル。カトレア大丈夫だったアルか?」

 巨大な光線を放った、ボタンがカトレアに近付き声を掛けた。


「助かったわ。ありがとう。」

 カトレアは、ボタンへ目を向けてお礼を述べた。


「喰らえ! “激暴風(インテンツウラガーノ)”!」

 先程のボタンのように、後方で魔力を練り上げていたデイジーが、激しい暴風をカトレアとボタンに放った。


「くっ!?」

「やばいアル!」


「まだまだ! “大岩石(グランロック)”!」

 更に、クローバーが大岩石を放ち追撃した。


「“光炎盾(ルスフラムブクリエ)”!」

 カトレアがボタンの前に出て、手をかざし、光と火の混合魔法の盾を作り出し、デイジーとクローバーの攻撃を防いだ。


「お返しアル! “巨大な(ヂィーダァー)光線(グアンシエン)”!」

 ボタンはカトレアの真後ろから横へ移動し、デイジーに放った。


「不味い!?」

 デイジーは、大技を放った為、直ぐに回避行動に移れなかった。


「“衝撃吸収(ショックアブソーバー)”!」

 クローバーは、デイジーの前に入り込み、ボタンの巨大な光線を盾に吸収属性を付与して耐えきった。


「“猛毒(ベネノモルタル)”」

 カトレアは、薙刀に毒属性を付与して、クローバーに一気に駆け寄り、斬りつけた。


 クローバーも必死に盾で防いでいたが、防ぎきれずにダメージを受けた。


「じわじわ効いてくるわよ。」

 カトレアが妖艶な笑みを浮かべた。


「ふっ。“風突撃(ヴァンアソート)”」

 毒を物ともせずに、クローバーは風を身に纏って突撃した。


「くっ!? きゃ?」

 カトレアは、クローバーの攻撃をギリギリで回避して反撃に転じようとしていたが、タイミング良く放たれたデイジーの矢を無理矢理回避したため、クローバーの風突撃回避出来ずに場外に吹き飛ばされた。


「デイジー、ナイスアシストです。」

 クローバーがデイジーに振り返った。


「油断したアルね! “爆発脚(バオチャージャオ)”!」

 クローバーの腹に、ボタンの火属性を纏った蹴りが炸裂して爆発が起こり、クローバーを場外に蹴り飛ばした。


 デイジーとボタンは、お互いに目線を絡めると、横目でサクラとアイリスを見た。


 お互いに2属性を身に纏い、高速での戦闘が開始直後から続いていた。


 《《これに、援護って難しい(アル)》》


 デイジーとボタンは、2人の攻防に中々援護出来ないでいた。


「援護し難いなら、先にボタンを仕留めるしかないな。」

 デイジーは、直ぐに切り替えて、ボタンに向けて矢を放った。


「同じ考えアルね。」

 デイジーの放った矢をチャクラムで切り落としてボタンは、デイジーに駆け出した。


 男と女の戦いは、間も無く終わりを迎えようとしていた。

次回で、男と女の戦いは終わる予定です!

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