交流会
昨日はお休みしてしまい、すみませんでした(>人<;)
俺達は談話室に入り、適当に椅子に座り、開示してもいいと自分で判断して、武器、属性、スキルについての話し合いを始めた。
「じゃぁ、最初は俺から。……俺の武器は、草薙剣って剣なんだが、刀に形状変化させて使ってる。属性は、基本の7属性と特殊属性は変化と次元。スキルは、剣聖、魔聖、薬才。」
本当は、まだ特殊属性やスキルもあるが……。
俺の言葉に、アイリスとカトレア以外が大きな反応をした。
「そんなに属性持ってるんスね!」
「次元持ちも希少ですね。」
「剣聖って、かなりの才能と努力がないと辿り着かないんだろ!?」
「凄いアルね。」
リンドウ、デイジー、ストック、ボタンが声を発し、他のメンバーも同じような意見だった。
「次はオイラが。オイラの武器は、天逆鉾って槍ッス。属性は、水、風、土、光、闇属性ッス! スキルは、槍才、魔才、貫通ッス!」
リンドウは、5属性持ちのようだ。
「槍なら前衛だね。」
「珍しい形の槍だよね。」
俺とアイリスがリンドウの言葉を受けて、言葉を発し、みんなも頷いていた。
「次は僕だね。僕の武器は、クロノスの弓だ。クロノスの弓は矢を放つ動作をすると矢が具現化されるんだ。属性は、雷、光、時、操作、吸収になる。スキルは、弓才、魔才、観察眼だ。僕は後衛だね。」
デイジーは、基本属性二つに特殊が三つあるようだ。
「後衛もいないとバランス悪いもんね。」
「……綺麗な弓です。」
アカンサスとウメがデイジーの言葉に応えていた。
「俺の武器は、トンファーだ! 属性は、火、衝撃。スキルは、武闘士、魔才、豪腕だ!」
ストックは、属性は基本属性一つに特殊が一つだが、しっかり使いこなせているのは、戦った俺がよく分かっている。
「一番接近戦になるのはストックアルね。」
「……熱いわね。」
ボタンとカトレアがストックの熱い言葉に応えた。
「クロの武器は、大楯だよ。属性は、風、土、変化、吸収、分身。スキルは、盾才、魔才、底力、鉄壁だよ。」
クローバーは、チームのタンク役だな。
「クローバーは、前衛? 後衛? 私は盾剣で前衛の予定だけど。」
「後衛のデイジーや、遠距離魔法発動時に守れた方が良いから後衛か?」
「クロは、中間で分身魔法で前衛と後衛のサポートに入るよ。」
アイリスと俺の言葉を受けて、クローバーが答えた。
「次は私ね。私の武器は盾剣です。属性は、雷、光、音、重力。スキルは剣聖、聖盾、魔聖があります。」
アイリスも今までの修行で、剣才から剣聖クラスに進化している。
「アイリスの剣の腕なら確かに剣聖だよね。」
「負けてられないッス。」
デイジーとリンドウが、アイリスが剣聖なことに納得していた。
「私の武器は、薙刀よ。属性は、火、光、闇、毒、麻痺。スキルは、薙刀姫、魔聖よ。」
カトレアも薙刀を使い始めて、薙刀士のスキルを身に付け、そこから進化して薙刀姫にスキルが進化していた。
「カトレアも魔聖アルか〜。」
「……凄いです。」
ボタンとウメが尊敬するような目をカトレアに向けていた。
「次は私アル。武器は、チャクラム。属性は、火、風、雷、光、闇、忘却アル。スキルは、武闘士、投才、魔才無音アル。」
ボタン、接近戦とチャクラムを投げる戦闘スタイルだから中間だな。
「ボタンはチーム戦なら中間か?」
「そうなるアルね。どっちもいけるから臨機応変に対応するアル。」
俺の問いにボタンが直ぐに答えた。
「……私の武器は、鎖です。属性は、火、水、土、光、毒です。スキルは、拘束士、魔才、毒無効です。」
……武器で鎖ってのは、珍しいな。
「中間か後衛が良いのかしら?」
「……接近戦も出来ますが、バランス的に中間で動きたいと思います。」
カトレアの言葉にウメが答えた。
「最後は私ね。私の武器は、ハンマーよ。属性は、火、水、土、金属、重力よ。スキルは、鎚才、魔才、豪腕よ。」
ハンマーを使っているだけあって、スキルに豪腕があるようだ。
「ハンマーなら前衛だな。」
「そうなるわね。」
俺の言葉にアカンサスが答えた。
「纏めると、僕達のチームは10人で戦う時は、前衛6、中間の遊撃が3、後衛が1になるね。魔物複数と戦う時は前衛が多い方が戦い易いし、悪くはないね。」
デイジーが、皆んなの話を聞いて纏めてくれた。
「午後の授業で連携とか、試してみよう。取り敢えず、男女別で模擬戦してみるか?」
「そうしましょうか。」
俺の言葉に、アイリスが答え、皆んなも納得していた。
こうして、チーム内での男女別の模擬戦が行われることになった。
次話は、またも戦闘予定です!




