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第三十二話 執事見習いのお仕事 使用人Aの部屋が汚すぎて無双できない。


「まずは掃除から覚えてもらいます」


 覚悟していたが、やはり最初は掃除だった。

 この世界は科学技術が発達しているので洗濯については洗濯機にお任せである。

 物によって特殊な洗剤を使うこともあるがそれは業者さんの仕事。

 実地で違いは確認しなければいけないが知識として持っていればいいことなのであまり問題にはならない。


 あとは突発的に発生する染み抜きなどだろう。

 この辺の知識はマニュアルを渡されて宿題となっている。

 全部覚えてから実地で検証となる予定だ。


 そして、炊事だがこの件に関しては現段階でほぼ合格点をもらっている。

 ラインの酒場で出した酒の知識とルイズの店で見せた料理の知識や下拵えの技能は確認済みらしい。

 接客技術も特に問題はないらしい。


 まあ、この世界独特の物や地方によって変わるマナーもあるのでその辺は要勉強となっている。

 その時にはエリザベートさんが指導してくれるらしい。

 マジで勘弁してほしい。


 と言うわけで執事見習い最初の課題は掃除と言うことになった。


「では、掃除の実習ですが貴也さんの目から見てこの部屋の状態はどう思いますか?」


 ここはクロードの執務室だ。

 入り口以外の三方の壁はキャビネットで埋められ、様々なファイルがずらりと並んでいる。

 床はフローリングで天井は埋め込み型の照明があるだけで凹凸もない。

 それ以外には執務机と応接用のソファーセットしかなかった。


 流石と言うべきか書類は見事に整理されており、種別ごとに棚に仕舞われている。

 ファイルはすべてナンバリングされており、背表紙に番号と品目が書かれている。

 机の上には貴也が来た時に読んでいた書類と筆記具、パソコンがあるのみ。


 どうも、クロードは必要最低限の物しか出さない主義らしい。

 未決済、至急案件、決済済み、保留と言う棚が机の後ろのキャビネットにあった。

 至急案件はなく、未決済の書類が2,3あるだけ。

 それとは対照的に決済済みと保留の書類は山積みされている。


 今日は貴也の指導のために書類仕事を前倒ししてやっていたのだろう。

 て言うか、これだけの書類も今までに決済したのか?

 貴也は考えるのを止めた。


 とりあえず、思考を戻してこの部屋の清掃状態を確認する。

 キャビネットは新品同様に磨かれている。

 ファイルには埃一つも付いてない。

 机回りも同様だ。

 執務机はワックスでも使っているのか艶があるし、ソファーセットにも汚れなどない。

 天井にはくすみ一つなく。

 そもそも照明は埋め込み式で笠や凹凸がないので汚れが付き難い。


 この部屋、元々、物が少ないために汚れにくくなっている。

 一応、ドアノブを確認するが、指紋の一つも残ってなかった。


「あのぉ。ここを掃除しろと言われても逆に汚しちゃうと思うのですが」


 貴也は冷や汗を掻きながら正直に答えた。


「そうですか。今日は掃除がまだだったので、磨きなおさなければならないところですが……。そうですね。やはり、最初は明らかに汚れているところを掃除した方が実感もスキルも上がりやすいですね。では、移動しましょう」


「別の部屋に行くんですか?」


「はい。掃除研修をするので使用人の部屋を貸して頂いています。なんでも、汚いことで有名な部屋らしく。彼の上司からお願いされました。――あっここですね」


 クロードがカギを取り出し、鍵穴に差し込もうとした。

 その瞬間、貴也は言い知れぬ不安感に襲われた。


「待ってください」


 貴也はクロードの手を取ってドアを開けるのを止めさせた。

 中に刺客でもいたかと、クロードの視線が壁を彷徨う。

 魔法か何かで部屋の中を精査したのかクロードは不審そうな目をこちらに向ける。


「別に危険はなさそうですが、どうしましたか?」


「ここの部屋の主に了承は得ているのですか?」


「それは得ているのではないですか? ここにカギがあるわけですし、上司が勝手に持ってくるようなことはしないと思いますよ」


 貴也の質問の意図が分からないのか、クロードは首を傾げていた。


「なんだか、嫌な予感がするんですよ。この部屋の気配は危険です」


 何を言っているのか分からないクロードは貴也の話を無視してドアノブに手を掛けた。

 貴也は慌ててハンカチで顔を覆う。


 ドアを開けた瞬間、なんとも形容し難い匂いが漂ってきた。

 甘いような苦いような酸っぱいような。

 あらゆる匂いが混在して口の中に苦味が覆う。

 強烈な匂いは味をも伴うのだ。

 目もしばしばしてくる。


 クロードが跪いていた。

 それを押しのけて貴也はドアを閉めた。

 貴也はハンカチでガードしていたがモロに食らったクロードは何とか吐き気を堪えている。

 涙目になっているだけで耐えきった彼を素直に誉めてやりたい。


「あれは何なんですか!」


 いつも冷静なクロードが大きな声を上げていた。


「ごくたまにいるんです。部屋を片付けられない人間が」


「何を言ってるんですか。あんなところに人がいられる訳ないじゃないですか。あんなゴミ――おえ」


 部屋の中の状態を思い出したのかクロードは吐き気を催して口を手で押さえていた。

 吐かなかったのは執事の意地だろう。


 貴也の位置からはチラッとしか見えなかったが、あれは腐海としか言いようがなかった。

 脱ぎ捨てられた衣服、腐った食べ残しの乗ったお皿、散乱したゴミ。

 床は見えず、小高くなっているのであそこがベッドなんだろうなと判別できるくらい。

 唯一の幸運は台所やトイレ、風呂場が共同なのでないことだろう。


 城の一部と言うことで部屋の密閉率が高いのが災いしたのだろう。

 普通ならこのレベルになる前に異臭騒ぎが起きてるはずだ。


 貴也は妙に懐かしい気持ちになっていた。

 ああ、昔よく見た光景だ。

 そして、げっそりする。


 あの腐海を殲滅するのは並大抵の苦労ではない。

 何とか立ち直ったクロードは感情の伺えない声で電話をしていた。

 どうやら、この部屋の主の上司に電話しているようだ。

 

しばらくすると、二人の男が廊下を走ってきた。

 いつもなら叱責の一つも上がるところなのだが、今日ばかりはクロードは何も言わない。

 そして、クロードは無言でドアを開けるように指示する。


 意味が分かってなかったこの部屋の主(彼の名誉のために使用人Aとしておこう)はことの重大さを知って顔を青くしていた。

 上司(彼も本人の希望により匿名。これ以降は上司とします)は不思議がりながらもドアを開け悶絶した。

 クロードほどの矜持がなかったようで彼は素直にリバースしていた。

 もちろん、貴也とクロードは避難済みである。


 ドアを閉め、風魔法で臭気を霧散させた後、クロードは素早く、上司がリバースしたものを片付けた。

 上司は終始恐縮していたがダメージが回復していないので手伝うこともできない。

 貴也もあまりの早業に傍観するしかできなかった。

 汚物を捨ててっ戻ってきたクロードは上司に向かって


「これはどういうことですか? 上司としてあなたの管理責任が問われます」


「そんなこと言われても、あくまでもここはプライベート空間です」


「だと言っても度が過ぎます。こんなものが城内にあるなど許されません。これは反逆罪です」


「いやいや。執事長。それは越権行為です。たかが部屋を汚したくらいで死刑にされたら堪りません」


「たかがですって!」


 凄い目で睨まれた。

 まあ、免疫のない人にあの光景はトラウマものだけど、ごくまれにあることを理解してほしい。

 貴也は溜息を吐きながら仲裁に入る。


「まあ、抑えてください。プライベートスペースでの問題です。上司さんには何の罪もないですよ」


「そうですね。では……」


 クロードは使用人Aと目線を合わせるどころか名前も呼びたくないみたいでそこで言葉を切った。

 それを見て貴也は大きなため息を吐く。


「クロードさん。とりあえず、今日中にこの部屋は何とかしますので処分は今後の行動を見てと言うことにしませんか?」


「その必要はありません。今すぐ焼却処分します。消毒の手間も省けるというものです」


「そんな大げさな。火事になったらどうするんですか」


「わたしの火魔法は完璧です。火事なんて起こりません」


「そうかもしれないですが、抑えてください」


 何とか宥めてクロードを執務室に送り返す。

 とりあえず、今日中に片付けられなければ焼却処分にすることで話はついた。

 貴也は初めてクロードの人間らしい部分と言うか、欠点を見た気がする。

 こんなものは見たくなかったが……



=============================



「と言うわけでこの部屋を今日中に何とかしないといけなくなりました。どうにかできますか?」


 使用人Aとその上司は首を横に振っていた。


「どうにかしないと焼却処分ですよ。それがこの部屋だけならいいのですがね」


 貴也の言葉に自分の未来を想像したのか顔を真っ青にして震えていた。


「お前が部屋をこんなにするのが悪いんだ」


「何言ってるんですか。他人の部屋のカギを勝手に渡すからこうなるんですよ」


 醜い言い争いが始まる。

 それにイラッと来た貴也は


「そうですか。焼却処分でいいんですね。別にわたしはそれでいいんですよ」


 貴也の冷たい声を聴いて慌てて二人が縋り付いてくる。


「「お願いします。何とかしてください」」


 貴也は盛大な息を吐いた。




「まず最初にゴミを捨てます。時間がないので仕分けしている余裕はありません。チラッと見た感じ、衣類と食器、食べ物、飲み物の容器や包装紙が主だと思います。ゴミ袋を用意するのでまずは衣類と雑誌、燃えるゴミ、燃えないゴミに分けてください。食器は箱を用意するのでそこへ入れて食堂に返却。衣類もクリーニング部署に全部出してください。クリーニングを拒否されたら廃却です」


「そんな、オレの服が……」


「何言ってるんですか。自分の仕事や命とどっちが大切なんですか? あなた、今日中に片付けられなかったら冗談抜きに最低でも首、もしかしたら――ですよ」


 ガクブル震える使用人A。

 クロードのさっきの態度を見る限り決して大げさな言葉ではなかった。


「では、作業開始の前にお二方、風魔法は仕えますか?」


 使用人Aは首を振ったが上司が使えるみたいだ。


「では、使用人Aさん。窓を開けてきてください。上司さんは風魔法で部屋の中の空気を外に押し出してください」


 そう指示すると、貴也も風魔法を発動、顔の周りに風の幕を作って部屋の空気をシャットアウト。

 さらにタオルを顔に巻く。

 使用人Aが部屋に入り窓を開けるのを確認すると上司が風魔法を発動。

 気合いを入れて貴也は部屋の中に突貫した。


 ああ、ダイビング用のゴーグルが欲しい。

 目がしばしばする。

 まだ、部屋に入っただけなのにやる気メーターがガッツンガッツン減っていく。


「なんでオレがこんな目に合わなくちゃいけないんだ」


 窓辺に立つ使用人Aを睨みながら毒づく貴也。

 そして、部屋を見まわして呆然とする。

 そこは予想通りの光景だった。


 なんで、クリーニングから帰ってきたものをそのままテーブルや床に置くかなあ。

 クローゼットにかけるなり、タンスに仕舞えば済むじゃないか。

 それに着たものを脱ぎっぱなしにする意味が分からない。


 使用人の部屋にはクローゼットとタンスが備え付けられてある。

 それに洗濯物は制服だけでなく私物も無料でクリーニングしてくれるのだ。

 使用人の中では下着は自分で洗うものが多いが、別に下着を出しても怒られない。

 それなのに脱いだものがそのまま放置されているなんて信じられなかった。


「お前、なんでクリーニングに出さないんだよ」


「いやぁ。面倒臭くて」


「お前、やっぱりクロードさんに殺された方がいいんじゃねえか」


「そうだ。なんでわしがお前の巻き添えを食らってこんな目に」


「まあ、まあ、そんなこと言ってても片付きませんよ。手を動かしましょうよ」


「「お前が言うな!」」


 上司と貴也の声が重なったところで作業を開始する。

 それにしても量が多い。

 貴也は手当たり次第にゴミを仕分けしていく。

 あっという間に大きなごみ袋が一杯になって


 次の袋へ、次の袋へ、次の袋へ


 その間にも


「ああ、それは貴重なカードなんです。捨てないでください」

「それレアものの食玩なんです。もう手に入らないんです」

「こんなところにあったんですね。彼女の家のカギ」

「やったあ。この前の飲み会でゲットした電話番号!」


 ………………


「うるせえ! いちいち気にしてたら一日で終わるか! 明らかに貴重品以外は捨てる。それが嫌ならオレたちは帰る! どっちか決めろ」


 もうすでに二時間経過。

 昼食の時間だがまだ終わりが見えない。


 床が三にゴミが七、

 床が三にゴミが七だ!


 なんでこういう奴に限って物が多いんだ。

 片付けられないんなら物を持たなければいいのに


 疲労と先の見えない不毛な行いに苛立ちはMAXになっていた。

 もう鼻がバカになっているので風魔法をタオルも外してある。

 いつの間にか目も正常になっていた。

 人間の順応性は捨てたものではない。


「なんか腹が減りませんか。この辺で休憩にしてメシに行きません。なんだったら何か貰ってきますよ」


 のほほんと使用人Aがのたまう。


「ふざけんな。こんなところで飯なんて食えるわけないだろう。それに食欲なんてとっくに失せてるわ!」


 こいつ自分の立場をわかってるのだろうか。

 貴也は何も考えずに手を動かし続ける。

 上司は現在ゴミ捨てに行っている。

 もう何度も往復しいるはずなのにゴミ袋の数は減っていない。

 それどころか増えている。

 こういう家の掃除をしていると不思議に思うのだが、ゴミ袋の数が明らかに部屋に入らないくらい出てくるのはどうしてだろうか。

 こういう汚部屋は空間がねじ曲がってるんじゃないかと疑いたくなる。


 貴也がバカなことを考えているとやっと床全体が見えてきた。

 終わりは近い。


 ごみの処分が終われば、天上拭いて、照明外して中の掃除。

 通風孔を洗って、フィルターは交換かな。

 壁に貼ってあるポスター類は剥がして処分、壁を拭いて。

 カーテンレール、窓、あとは、棚かぁ。

 棚はごちゃごちゃしているがあれをいちいち取り出して拭いていたら間に合わない。


「なあ」


「なんですか」


 使用人Aが嫌そうな顔でこちらを見ている。


「マジでこの部屋、焼却処分にしないか。時間が間に合わん」


「何でですか? この部屋、凄く綺麗になったじゃないですか。あとは軽く掃除すればクロードさんに報告できるんじゃないんですか」


 額に手を当てて貴也は天を仰いだ。


「お前の感覚が間違っているのは知ってたがここまでとはな。クロードさんがこれくらいで許してくれるわけないだろう。当初、想定していた汚い部屋が今のレベルだよ。これが人間が生活できる最低限度の環境だ」


 愕然とする使用人Aと頭が痛くなる貴也だった。


 はてさてどうするか、マジで間に合わない。

 問題はこの棚と雑然と並べられた雑貨類。

 あと家電類か。


 これらの物は地味に大変なのだ。

 物をいちいち拭かないといけないし、どけて棚やラックも拭かなければいけない。

 それに裏側も掃除しないと。


 そうなると棚を動かさないと……。


 使用人Aは電子書籍派らしくて本棚がなかったのが唯一の救いだ。

 雑誌はブツブツ文句を言われたがすべて捨てた。


 マジで勘弁してほしい。

 物がなくなればいいのに……


 待てよ。


 オレはこのフロアを管理しているハウスキーパーに連絡を取った。

 使用人の名簿はすでにクロードから受け取っていたのだ。



 =============================



 次の日の朝


「最低限の清掃は出来ているみたいですね。今回は貴也さんと上司さんの顔を立てて処分は保留とします」


 上司と使用人Aはホッと一息吐いていた。


「ただし」


 びくりとする二人。


「上司さんは月に一度、使用人Aさんの部屋の確認し、現状を維持させること。それが出来ないようならすぐに報告してください。報告なく惨状が発覚すれば、二人とも――わかってますね」


 笑顔のクロードに二人は床に頭を擦り付けて了承の意を示していた。


 そして、クロードは貴也に視線を向け。


「今回はありがとうございました。わたくしとしたことが少々大人気なかったと思います」


 少々じゃないよ、と思いながらも貴也は笑顔で答えた。

 クロードはその場を離れるために歩き出した。

 貴也もそれに追従する。


 そして


「それにしても貴也さんは引っ越しの技術もお持ちのようですね。今後の参考にさせていただきます」


 どうやら、すべてバレていたようだ。


 今回、貴也がやった誤魔化しの一手。

 空き部屋にこの部屋の荷物を移しちゃおうというものだった。


 流石にあの短時間にクロードが許容できるレベルの掃除は出来ない。

 物が多すぎるのだ。


 だから、その物を他に動かした。

 家電やラック類。

 棚やその中にある雑貨。

 それを空き部屋に運び込んだのだ。


 それでも壁、天井、床掃除は残っているが、かなり手間を省ける。

 現に何とか時間内に終わらすことが出来た。

 ギリギリだったけど。


 貴也はそれを思い出して溜息を吐く。

 そこに


「それで使った空き部屋は貴也さんの責任でよろしいんですよね。期限は一週間でいいですか? もちろん昨日みたいに専念してもらう訳にはいきません。通常業務をこなした上ですけど」


「……」


 貴也はその場にただ立ち尽くしていた。


 どうやら、使用人Aの汚部屋騒動に巻き込まれて自分の仕事を増やしてしまったようだ。




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別作品の宣伝です。
カワイイ男の子が聖女になったらまずはお尻を守りましょう
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