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魔晶石、魔法具、魔道具など

さすらう剣士と魔物憑き、

本編の補足としてお読み頂くと嬉しいです。


 魔晶石について。

 魔物の体内で魔素が結晶化されることで発生する物質。世界の創生の根源をなすと言われる魔素は自然界にふんだんに出現しますが、それ自体を利用する方法は知られていません。詳しいことは現在まで解き明かされていない設定です。魔物の体内で結晶化したものを得ることで、一部の特権階級を中心に利用されています。


 魔晶石には幾つもの種類があり、より長く生き、より上位の魔物ほど大きな結晶体が得られるとされます。得られる魔物の属性により名称も特質も変わります。


 土魔石は、一般的に得られるほとんどの魔晶石のことを指し、使途も多岐にわたります。魔法を封じる魔道具や魔法具の作製には鉄や鉛は使えません。それらの物質が魔法に馴染まないと設定されているからです。


 高位の魔法使いのみが駆使する、高難度の創生魔法と付与魔法により、魔晶石の特性を変異させ利用します。魔力を錬成することで自在に扱い、粘土のように造形することや、鉄のように熱することも可能となり、鎚で叩き延ばすこともできます。


 火魔石は、火属性の魔物より得られます。主に熱や灯りの魔法具の作製、依りしろなどにも用いられるようです。


 水魔石は、水属性の魔物より得られます。主に水の魔法具に作製に使われます。単一属性だけではなく、複数の属性を組み合わせることで、植物などに作用する応用魔法にも用いられ、魔法具の作製にも使用されています。


 風魔石は、風属性の魔物より得られます。飛行、転移といった空間に影響を及ぼす魔法の魔道法具に用いられるようです。


 闇魔石は、闇の眷族や命なき者アンデッドなどから得られます。使途については、禁忌とされ知る者は少ないという設定です。


 よって、ただの鍛冶屋では純然たる魔法武器を創り出すことができません。大魔法使いと秀逸な鍛冶師の両方の能力が必要なのです。ただし、鋼剣の表面に細かく粉砕した魔晶石をコーティングすることで、ある程度の魔法を定着させることが可能とされています。低級な魔法剣ながら、それでも一般的な武器からすれば強力な魔法具であり、それらを作製できる者を魔法鍛冶師と呼びます。


 魔法具とは。

 魔法鍛冶師や大魔法使いにより生みだされたマジックアイテム。特別な呪文や技能は必要でないため、誰にでも使いこなせるようにできています。扱う者の魔力を消費して契約を交わします。能力や魔力は魔道具に遠く及ばないようですが、魔法が使えない一般人には十分強力なものです。


 ですが例外もあり、使い手を自ら選ぶ強力な魔法具も僅かであるが存在します。本編主人公が携える魔剣雷電などがそれにあたります。契約できる魔法具は、使い手の魔力に比例しますので、たくさんの魔法具があっても魔力が足らなければ無意味です。


 魔道具とは。

 マジックユーザー専用のマジックアイテムです。使用にあたり、魔道具との同調が必須となるため、訓練していない一般の人々では効力を発揮しません。スクロールや杖、装身具など身につけるものが一般的です。稀に木傀儡ウッド・ゴーレムライブラリアンなどの自立型の魔道具や、奇想天外な魔道具も存在することが魔法使い協会によって確認されています。


今のところ判明していることだけ。

物語が進むにつれて、レギオンが知りえる事実も増えることでしょう。

気が付かないうちに、補足が足されていきます。

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この小説の本編「さすらう剣士と魔物憑き」URL :http://ncode.syosetu.com/n8866by/
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