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レギオンの身長は六フィートほど。メートル法なら約百八〇センチメートルです。

 読者さまに馴染みがなさそうですので、長さや量などの単位についての補足を少し入れることにしました。しかし、タイトルからすると、筆者としてはフィート表示のほうが文章的にスッキリしているように感じます。


 慣れ親しんだ海外の小説では頻繁に遭遇します。また、国内のファンタジー小説では独自の単位を設けているのも見受けられます。まあ、現代からのお引っ越しモノ小説ならメートル法が馴染みがあると思いますが、正直なところどちらでも良いのではないかと思います。


 例えば、背丈が18メートルといわれてもピンときませんから。それより五階建てのレンガ造りの建屋のほうが視覚的には理解し易いと思います。登場人物や名称などがカタカナで、東洋系でなく欧州風なファンタジー。単位だけがメートルにこだわる理由はないでしょう。なにせファンタジーですから。


 それから。これは筆者の個人的な考えですが、ファンタジー小説にいき過ぎたリアル感は無用なのではと思っています。画像や映像とは違い、文字から読みとった情報をもとに想像を働かせる。アニメーションとか漫画などとは違う楽しみ方もあると考えています。もっと上手な描写ができれば、読者さまもイメージし易いことでしょう。ここは筆者の力不足、お詫び申しあげます。


 また、この小説の基礎になっているD20システムが、ヤード・ポンド表記であったためそのまま使用しています。簡単な換算なので気にも止めていませんでした。解りにくいとご指摘もありましたが、それほど表現では使っていないため問題はないと思います。


 現世のように国際規格などといった、共通した認識(定規など)が統一されていません。種族や地域によって偏りがあると解釈していただけると幸いです。


 煩わしく感じる方には申し訳ありません。


 1フィート 約30cm

 1ヤード 約90cm

 1マイル 約1600m


 その他に、手から肘までの長さという、大昔に使われたとされる単位も登場しています。


 重量を示す単位は作中に登場させていませんが、魔法使いたちのような存在は微量な単位まで用いています。重さを量る天秤などありますが、国や種族によってまちまち。文化や風習、それに価値観。種族すら違うため、統一なんてとんでもないといった設定です。【俺にソレを押し付ける気かっー!】って、それだけで戦争が起きちゃいます。はい。商売などの取引も主に重さではなく、数や容器などでおおらかに目分量。硬貨や物々交換など、それなりに成立しているようです。


 物の例えとして、金貨で何枚と重さに換算していることもあります。その場合の金貨は宗主国が鋳造した金貨のみを指しています。各国の独自通貨では、金や銀の含有量の多寡があるためです。滅亡した宗主国が貨幣の統一という偉業を成し遂げましたが、物々交換もひろく一般的ですのでローカル・ルールのような感じです。


 人族や亜人族、獣人族に高度な知能を有する魔物。多少の文化の交流はあっても、経済活動の根底をなす尺度の共有は、いまだに克服することができない難題のようです。


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この小説の本編「さすらう剣士と魔物憑き」URL :http://ncode.syosetu.com/n8866by/
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