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惑星捜索

作者: まえとら

あいつとは子供の頃、地元の川原で水切り遊びをした。石ころに回転をかけて水面を何回飛び跳ねさせられるか投げる。川の中央に岩があってそこに命中させたりもした。カン。カンカン。あいつは器用で。左手から1つ。右手から2つ。3つ連続で投げるのが得意だった。



あいつのチームが惑星で行方不明になった。俺たち4人のチームは捜索の任務を任された。


ワープ航法で火星から三日で到着したその惑星。あいつの宇宙船を見つけ着陸した。船内には誰もいない。3人の死体もない。

俺は1人を残し3人で周囲を捜索した。戻ってくると1人の姿がない。

俺たちの船に戻り1人を残し再び2人で外へ捜索に出て、戻ってみると1人の姿がない。

2人とも不気味な感覚と恐怖を覚えた。船内センサーをチェックし異常がないことを伝えようと振り返るが誰もいない。

カン。カンカン。

ハッチ扉のノック音にハンドルを回し外へ出ると、石ころが3つ落ちていた。

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