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原付バトラーススム  作者: ギガントアクメバトラーエグゼクティブアドバイザー足枷
1/2

第1種

SPEED IS JUSTICE!!!

早い者勝ち!音速!快速!全速!速いもんが世界で一番カッコイイんだぜ!俺の心は300マイル!!!


俺の名は円陣 進!小〇生原付バトラーだ!みんなからはエンジンって呼ばれてる!今日も世界最速を目指して人生のパワーバンド真っ最中だぜ!


愛機は、YAMAHAのチャンプ!スペックは吸気(ビックキャブ+ハイスロットル)に金かけちまったせいでチャンバーはノーマルだぜ!(もちろんリミッターは解除済み)


「ちょっと君、そのマシン。美しくないね」

「お前は、2組の鈴木?!」


そうこいつは鈴木 優麗。(ゆれい)隣のクラスの原付バトラーだ。

愛機は、SUZUKIの薔薇!社外のチャンバー+軽量カスタムで飛ぶような加速が実現したマシンだ!


「おやおや、僕のマシンをみて、TECH21カラーみたいに青ざめたのかい?」

「う、うるせぇ!軽量化しすぎて、スタンド取り外したから壁に立て掛けないと止まれねー癖によ!」

「へ、減らず口を!YAMAHAなのに美がないのはなぜなんだい?」

「バカヤロー!鈴菌患者は、SUZUKIの工場で寝てろ!」


「おはよう、ススム君、ユレイ君」

『おはようございます!!』


この子が学校のマドンナ、本田 院手倉(インテグラ)

彼女もまた、原付バトラーなのだ!

愛機は、ホンダのMBX50!80のカウルがついており、ザ・ストリートレーザーみたいな風貌がとても渋い!

リアも別のバイクから移植してディスクブレーキになった。


「朝から元気だね!まるで乾式クラッチのNSRみたい!」

「いやそれを言うならTZRだろ!」

「いいや男の美学、RGVγだ!」

「うふふふふ」

いつも通りの生活を送っている。



ゴゴゴ ペリペリ ブロロロ

「なあそれにしても今日レーサー多くねぇか?」

「そうね、走行会でもあるのかしら?」

「そしたら学校とかで参加するプリント配られるはずだよ。」



男「なぁら前のガキども少し冷やかさねぇか?」

「お、いいぜぇ!スクーター共だな!」

「少し追っかけ回してみるか!」



原付バトラーは必ずと言っていいほど学校の帰り道は近くの峠道や、工場裏のフルストレートに集まっている!ススム、ユレイ、インテグラ達もその1人だ!


「今日は工事が終わったggセンター裏の林道行こうぜ!ビリはガソリン奢りの刑な!」

「げ、今月は金厳しいよぉ」


「着いたな」

「ねえ、インテグラちゃん。白煙がモクモクすぎて前が見えなかったんだけど…」

「あら、ごめんなサイクル〜」


男「僕達?ちょっといいかな?」

「は、はい。どうしました?」


男はいきなりユレイを殴る!

「ヴォエ」

「ユレイ!?」


男「腕がピストン見てぇに動いちまったぜぇ〜」

「お前!何するんだ!」

男「おめえらがちんたら走ってんの見てたらむしゃくしゃしちまってよォ〜」

「そんで俺らが公道のルールってのを叩き込んでやろうかなってねぇ〜」

「そ、そんなの教本で習ったわよ!」

男「それは法律だろ?俺たちはレーサーのルールについて教えてやるんだぜぇ〜?」

「クッ……」


「おい兄ちゃん、俺たちと公道レースしないか?」

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