キャラクター紹介・設定
『主人公』
ハティ(15歳)女
本作の主人公&スコルの姉兼妹
スコルが近くに居ない、もしくはテンパると方向音痴が発動する。
魔法使い見習い。
故郷は獣人の森の鉄の森
いつも丁寧語
黒狼の血が流れており、その力を制御しきれていない。ハティにしか見えない鎖が千切れると、スコルを除く味方諸共攻撃してしまう。止めるにはスコルが鎖を新たに結ばなければならない。
所持魔道書
零の魔道書『空白』
弐の魔道書『召喚』
オリジンの魔導書『黒煉』
スコル(15歳)女
本作の主人公&ハティの妹兼姉
どこか抜けてるところがあり、難しい話はよくわからない不思議さん。しかし、戦闘になるとやる気に充ち溢れ、人が変わる。
魔法は使わず、接近戦を好む。
故郷はハティと同じ
スコルもまた黒狼の血が流れているが、無意識のうちに制御しているため、力の使い方も鎖のこともよく知らない。
『主人公の親族』
フェンリル(40歳?)女
主人公達の母。人の街において人を殺め、人の手により処刑される。
故郷は獣人の森最奥の鉄の森
錬詠唱の使い手。
フェンリルもまた黒狼の血が流れているが、黒狼の力を嫌い自分の意思で使うことは無い。
『獣人の森サイド』
ライラプス(自称20歳)女
旅商人をし、月に数回地元に戻ってくる
故郷は獣人の森
ケット・シー(15歳)女
何かと双子に対してツンツンする、弁当屋の看板娘。料理を作らせれば、地元で右に出る人はいないらしい。
故郷は獣人の森
九尾(年齢不詳)女
本名九尾狐理。獣時は手のひらサイズの金色九尾狐。獣人時は幼体の身体を持つロリBBA九尾。
獣人が集う家の女将を務めている。
お酒が大好き。現在は体調面から禁酒状態
故郷は獣人の森だが、獣人が集う家の女将故、住まいは人の街である。
無機物、有機物などの声を聞くことが出来る能力をもち、情報通
ウォン・バニップ(30歳)女
動物 (ウォンバット)寄りの冒険家獣人。
冒険家故にランタンや携帯食糧を持ち歩くが、食欲旺盛のため携帯食糧はすぐ無くなる。ちなみに武器は持たず素手。戦闘は自己流戦闘術を駆使するため問題は無い。
人狼に関しては良くは思っていないが、完全に嫌うほどではない。
体毛が全身に生えてるため、抱き心地は最高である
『人の街サイド』
ゼウス(30歳)男
魔法に関する取締を行っている国騎士。筋肉ムキムキの脳筋。たまにいいこと言ったり、考えて動くこともある。
故郷は人の街。個人の家も持っているが城に泊まり込みの為帰ることは滅多にない。
とにかく筋肉質で目がいい。
筋トレ好きな人を密かに募集している。
人の街で一番を争う強さを誇る
エリス(18歳)女
ゼウスと同じく、魔法に関する取締を行っている国騎士。ゼウスに比べ体力はないが、ゼウス以上に目がとても良く、遠くのものを鮮明に判断可能。
故郷は人の街。彼女の要望で平凡な家に住んでいる。
過去に人狼に親を殺されて以降、人狼に対する復讐心が芽生えている。そのため優しそうに見えて実は闇が深く、獣人を心の底から嫌っている。
だが、それは嘘で本当は人の手により親を殺され、現在進行形で兄のヒュプノスが狙われている。親の件を知り、国王のことを知ってから国から抜ける。
自分の功績のためなら味方をも死に至らしめる程悪魔的性格を持つ。
彼女の力の秘訣は壱の魔導書『天啓』によるもの。普段は持ち歩くことは無い。
彼女が持つ剣は魔剣『ダーインスレイヴ』。一度引き抜くと相手の生き血を完全に吸うまでは鞘に納まらない。
ソール(15歳)女
幼い頃から騎士として歩みを進めている。また、派遣騎士といって様々な場所に赴く騎士である。
またマーニとは幼馴染であり親戚であり恋人である。
故郷は人の街
マーニ(15歳)女の子
ソールと同じく幼い頃から騎士として務めている。
ソールとは幼馴染であり(以下略
故郷は人の街だが、ソールと一緒に住んでいる
トール(60歳)男
別名雷帝トールと呼ばれるほど、雷の扱いが上手く、神器と呼ばれる武装を2つ所持。また、肆の魔導書も所持している。
ゼウス達と同じく、国家騎士。だがその強さはゼウスと匹敵する。つまりめちゃくちゃ強い老人。というか、最強。唯一止められるのが今のところゼウスしかいなかったりする
『死国サイド』
ツクヨミ(18歳)男
何かを探している謎多き少年。ウォンが使う技の大半を使うことができる。しかし人間である。
故郷は不明。
ヘル(?歳)女
ツクヨミを従える女性。顔にフェンリルが作った深い傷がある。
命を操ることができ、死者を死霊として操ることができる。言わばネクロマンサー。彼女もまた、人狼を嫌う。
故郷は死国。自身の宮殿を持つほど地位は高い
ガルム(14歳)女
冥府の門の番犬。髪が黒く、耳が垂れているため一瞬耳が無いように見える。
「です」が口癖だが、言葉遣いが荒く、放送禁止用語を言いまくる時がしょっちゅうある。
元々、獣人の森出身だが、森を出た先で事故死。しかしヘルにより復活すると、番犬として雇われる
故郷は獣人の森。だが第二の故郷としての死国に住んでいる。
『その他』
〈誘導の精霊〉(年齢性別不詳)
零の魔導書に付いた妖精。零の魔導書の魔法を解放するべく行う、試練の案内。もしくはもの探しができる能力を持つ。
フォルネウス(35歳)
極度のロリコン。子供を見る度に連れて帰りたいと、息を荒らげ興奮しつつ想像している。なお、15歳以下でなければ彼の中で熟女と見なされ、話そうともしなくなる。
住まいは不明。気づいたら人の街に裸で倒れており、即座に連行される。
セラフ
壱の魔導書に宿っている熾天使。めちゃくちゃ無口。ひとたび解放すると、所持者の記憶、命、魔力を代償に半永久的の不死身の身体を持つ天使が生成される。
魔法体だが、人と同様のため物理は効く。だが、ほぼ無傷。
死にかけると主の命、記憶、魔力を代償に復活する。回復できない致命傷を受けると消える。なお、再度呼ぶことは不可能。魔導書も使えない。
『地理』
獣人の森
主人公の故郷。猫、犬、狐など様々な獣人がいる。
また、森というだけあり、獣人にとって神聖な木で村が囲まれている。
人の街
世界の中心にあると言われている山に囲まれた人が住まう街。許可証さえあれば、他種族も住まうことが可能。
シンボルマークのミズガルズの城は地上300メートルはある。
極寒の地
ミズガルズから北に進み、山を抜けた先にある大地。毎日マイナスを観測するほど寒い場所であり、治安が悪い。白煉瓦の塔が立つ街がある。
死国
極寒の地と同様で寒い場所だが、それは死霊が漂っているせいである。また、冥府の門を通らねばならず、通ったら通ったで至る所に白骨が転がっている不気味な国。また、植物は咲かず、大地は枯れない不思議な国でとても暗い。
龍国
ミズガルズから南に進み洞窟の中に入った先にある灼熱地獄の国。慣れていない人が行けば一時間は持たない。
しかし、そこを住処とする龍や、そこで生まれ育った人は熱さで死ぬことは無い
地下の街
文字通り地面の中にある街。向かうには黒妖精の地図を辿らればならない。が、交流が盛んになっていた時の名残で地図が売っていたり、同じ場所にいる地底人がよく持っていたりする。
『施設』
獣人が集う家
文字通り、獣人が集う家である。許可なしでは他種族は入ることが出来ない。
しかし築50年経った今では、人間の郷に従ってしまい、同じ獣人である人狼を避ける。
また、家自体は獣人の森付近で採れる木を使っており、よく燃えるため、火の扱いには注意が必要。
牢屋・取調室
9話で登場した、城の内部の施設。
牢屋と取調室は近く、不思議な力で魔法を使うことが出来ない。なお、魔法を使わずに脱獄することは可能だが、今まで脱獄したものはゼウスに捕まりすぐに戻されるため、脱獄され逃げ切られたことは最近では0だという。
ミズガルズの城
城は城である。それ以外のなんでもない。
が、ここで務める騎士は不思議と神の名を持っている
シーの弁当屋
3話で登場した弁当屋。
父子の二人と数名の雇い獣人で弁当屋を経営している。
時々、父の方がキャンペーンを行うがケット・シーにより即没になっている風景が見れる。
ライラの万屋
施設と言うより店だが、ライラプス1人で経営している万屋。
時々、よくわからない“謎の物体”と“謎の液体”を販売している
獣人が集う家の地下
外部からの魔法干渉を一切受けない不思議な地下。明かりはない為獣人以外はランタンが必要不可欠 (なお、鳥系の獣人もランタンが必要)
冥府の門
極寒の地の敷地内で様々な場所に一分間開く冥府の門。黒曜石出できており、門の先にあるのは死国。
また、門が開いたらもれなくガルムも出てくる。
死国の宮殿
ヘルの家。中には死霊が沢山入っている。