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駄女神に信託を受けた俺、世界最強の流派で異世界を無双する!  作者: 雪月花
第5章 魔王との出会いは平穏な日々の終わり
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第197話 魔物の大群?いえ、羽虫です。

すみません…昨日は途中まで書いて力尽きました。

最近疲れからか文字数が減ってます…


22時過ぎるとあからさまに瞼が重くなる…

 


「はぁ…あっという間だったわね…また数日馬車の旅って思うと疲れるわ〜」

「ですね…私ももう少し体を動かしたかったです」

「2人ともよく動けますね…私なんて身体中バキバキなんですけど……うぅ、先輩が日本にいた頃よりも厳しい…」


 良くも悪くもリリアと一華はなんだかんだ言って、仲間内の中でも身体能力がずば抜けて高い。


 そのおかげなのか他のみんなと比べて、2倍近いトレーニングをしてるのだが……


 もっと厳しくしても良さそうだな。




 まぁ、見ての通り俺たちは第2の街ブレインへ向けて馬車に揺られていた。


 因みにロンギスでは何もなかった。

 本当に何もなさすぎてやることも無かった俺たちは、すぐに近くの森へ向かい、魔物の討伐やトレーニングに勤しんだ。


 その結果ひまりを筆頭にリンが筋肉痛でダウンし、ローズとリルと双葉が魔力の使い過ぎで同じくぶっ倒れている。



 まっ、ポーションを飲めば筋肉痛も魔力枯渇状態も解消できるんだけどね。


 それをしたらトレーニングしてる意味がないから、敢えてボロボロのまま居てもらっているのだ。



「パパ〜?ママ達は何で寝てるのー?」

「んー?……パパのトレーニングが辛かったみたいだぞ」


 一瞬、ローズ達の名誉の為に嘘を吐こうかと思ったがやめた。


 娘に嘘を吐きたくないからな!


「えー?ルビーは楽しかったよー?ママ達だらしないよー!」


「「「「「ぐふっ…」」」」」


 リリアと双葉以外に死体蹴りを決め込む幼女。


 その破壊力は凄まじく、辛うじて1残っていたヒットポイントがマイナス10億になりましたとさ……



「……ユウキ殿の訓練はそんなに凄まじいのか?」

「ダミルさんも興味あります?それなら一度受けてみると良いかもしれませんよ!世界が変わって見えますから」


「ほぉ…それは良い!是非稽古をつけてくれ!」

「ユウキの訓練を乗り切れたら褒めてあげるわ」


「おいおい、そんなキツくないだろ?俺なんて皆んなにやらせてるトレーニングの10倍の負荷を掛けてやってるんだぞ?」

「「一緒にしないで」」


 何故か白い目で俺の事を見て来るリリアと一華に、納得行かず抗議しようとした所で魔物の反応を察知する。


「ちっ、タイミング悪いな。ダミル殿、魔物の反応があります。飛行型の魔物ですね…進行方向から右に25度くらいの上空を俺たちに向かって飛んでますね」

「了解した。ここら辺に生息する空中にいる魔物となると…フライングアントか、ジャイアントビーって所か?」


「へー!まっ、対空戦だし魔法部隊かな…って事でルビー?1人でやれるかい?」

「おー!余裕だよー♪ルビーにお任せ〜♪」


 よし、そうと決まれば……



「リル、よく実践を見ておくんだよ?」

「はい!ルビーちゃん頑張ってください!」

「おー♪リルお姉ちゃんありがとうー♪」



 ルビーを肩車して、一度馬車の屋根へと飛び移る。


 そして、ルビーに千里眼を付与し2人で空を見上げていると、上空を飛び交う無数の虫が確認できた。


「うへぇ…空飛ぶ蟻に巨大な蜂……虫型の魔物は相変わらずキモいなぁ…それにあの数…ザッと見ても1000匹近い群れになってるじゃん」

「なんだと!?それは大変ではないか!俺も加勢するぞ!?」


 俺の声が聞こえていたらしいダミル殿が慌てた様子で俺に助力を申し出てくれた。


「いや、ルビー1人で充分ですよ?まっ、見ててください。もしやばかったら俺が介入するので万が一も怒らないですよ」

「おー♪ルビーに任せてー♪先手必勝♪喰らい尽くせっ!氷炎龍ーっ♪」

「こ、この魔力は!?」


 ルビーが唱えた魔法…それは氷と火の複合魔法である氷炎魔法。


 その魔法で龍を作り出し、魔物の群れへと解き放った。




 その結果……



「あ、ありえん…こんな幼児が…」

「えっへっへーっ♪ルビーやったよー♪」

「凄いぞ!流石俺の娘だ!」


 俺に肩車されながらバンザイしてるルビーをヒョイっと肩から持ち上げる抱っこの体制に変えて、ぎゅっと抱きしめながら撫でてあげる。


「んきゅー、パパくすぐったいよー?あははははっ♪」


「……ユウキ殿に師事すれば俺もこうなれるのか…?っと、それよりもユウキ殿!結構離れた距離で討伐したが魔石は回収しなくてよかったのか?」

「ん?魔石はほら……見ててください」


 その瞬間、ものすごい勢いでゴルフボール級の大きさの魔石が次から次へと此方へ向けて飛んでくる。


「うおっ!?な、何事だ!?」

「これは俺のスキルですよ?」


 俺がダミル殿の頭上に展開した亜空間への入り口。

 そこへ向けて飛び込んで来る魔石に目を向けた所、どうやらきちんと魔物の討伐数と同じ数あるみたいだな。



「…アイテムボックスか何かなのか?」

「アイテムボックスに近い感じかな?と言ってもアイテムボックスってスキルがどんななのかわからないが…」


 アイテムボックスって単語をダミル殿から聞くことになると思わなかったな…


「俺も詳しい事はわからぬがな!昔の勇者が使ってたと聞いた!詳しい事はガノンに聞くといいぞ!あいつは物知りだからな!」

「了解です。それじゃガノンとやらが居る街…ブレインに向けて御者よろしくお願いしますね」




 魔族領……この人族にもあまり情報が無い未開の地…この領地に一番詳しいであろう知将ガノン。


 俺たちは知将が収める街ブレインへと向けて、順調に進んでいる。



 ……魔王様と巡り会うのは1ヶ月ぐらい先になりそうな予感がするのは、気のせいだろうか?




次の更新は……明日か明後日になります…


ごめんなさい、ちょっと疲れが抜けるまでこんな感じの曖昧さになるかもです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 作者様・・・体をちゃんと休ませましょうよぅ。(´・ω・`)
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