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駄女神に信託を受けた俺、世界最強の流派で異世界を無双する!  作者: 雪月花
第5章 魔王との出会いは平穏な日々の終わり
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第194話 一時帰宅

皆さん地震大丈夫でしたか?

久しぶりに地震で鳥肌が立ちました…


そして、投稿遅れました。地震は関係ないですけどね…

ごめんなさい。

 







「よし、日も暮れて来たし今日の移動はここまでにしようか」


「「「いやったぁーーっ!!」」」


「……お前ら…まぁ、いいか。気持ちは分かるしな」


「お姉ちゃんったらもう…ダミルさんもお疲れ様でした」


「はっはっは!なんのこれしき!と言いたいところだが中々にくたびれたな…」


「うちに温泉あるんでゆっくり休んでくれ…歓迎するよ」


「おぉ!かたじけない!」



 ダミル殿には旅の途中で転移魔法について教えてある。

 なので、屋敷に戻るのに一々説明する必要もなく、俺はワープポイントを地面に埋め、屋敷へと馬車ごと転移した。



「……これが転移か。中々に革命的な魔法だな」

「でしょ?これがあるおかげで旅が楽だよ本当」

「そうね…転移が無ければ今頃2週間あの暑さの中の塾だと考えると……リリアちゃん達では無いけど悲鳴をあげたくなるわね」


 まぁ、結界を張って空調も整えてるけど、それでも慣れたベッドで寝るのと野宿では雲泥の差があるからな。



「ご主人様おかえりー!」

「おかえりなさい!」

「おっ!シロナ、モモただいま」


 わーっ!と走って来て飛びついてきた2人を受け止めて抱き上げる。


「ご主人様、食事の準備はどういたしましょうか?」

「んー、とりあえず風呂入っちゃうから下拵えだけお願いできるかな?」

「かしこまりました、ではシロナとモモもご一緒させて大丈夫でしょうか?」

「いいよ、2人もそれでいいかい?」


「「はい!」」



 そしたらルビーも含めて4人で入るかな…


 そうだ、ダミル殿を風呂場へ案内するか


「ダミル殿、先に風呂でも大丈夫ですかね?」

「勿論だ!」



 ダミル殿を風呂場へと案内した俺は、ルビー、シロナ、モモの3人衆を連れて、庭に作った秘湯へと足を運ぶ。



「…あれ?リン?どうしたの?」


 リリアから逃げるように転移したけど、ミスって近くに居たリンを巻き込んだのかな…?


 あれ、近くにいなかったよな…?


「ん、転移する気がしたから瞬動使った」

「そ、そうか…よくわかったね…それでどうしたの?」


「ん、お兄ちゃんとお風呂に入るからだよ?」


 こてん、と小首を傾げたリンは不思議そうに俺との入浴を希望してきた。


 非常に言い難い事なんだけど……

 リンはこの世界では成人年齢、無論お胸様も膨らんでいる為非常に目のやり場に困るのです。


「その…リン?一応リンは成人してるだろ?ちょっと一緒に入るのは……」

「お兄ちゃんはリンと入るのは嫌?嫌なら我慢する」


 しゅん……とリンの耳と尻尾が垂れ下がっている。

 それにプラスで瞳をうるうるさせながらの上目遣

 い。


 こんなのダメって言えるわけないでしょうが!!


「勿論嫌じゃ無いぞ!でも、リリア達には内緒な?」

「ん!約束!お兄ちゃんとお風呂嬉しい♪」



 あー、本当に素直に甘えてくるようになったリンは可愛すぎるぞ!?



「もーーっ!パパー!何してるのー!早くぅー!」

「ご主人様ー!早くー!」


「はーい!今行くよ!」







 無事風呂を出た俺は夕飯の支度をしていた。


 …え?風呂でリンと何もなかったかって?


 そりゃもちろん何も無いですよ?

 自慢じゃ無いが俺はヘタレなんだ。相手が恋人であろうとキスするのすら勇気がいるんだよ!!!!


 あっ、まぁ頭は洗ってあげたけどね?

 と言っても幼女三人衆と扱いが変わらないんだけど……



 リンが嬉しそうだっからよし!



 んで、料理を作り終えた俺はみんなに配膳してもらい席に着く。



「ダミル殿、湯加減はどうでしたか?」

「ユウキ殿、最高だったぞ…それにこの料理も美味そうだ!」


「マスターのご飯は世界一なのです!」

「ほぉ?それは楽しみだ!」


「あまり間に受けないでくださいよ?それじゃ、いただきまーす」



 こうして久しぶりに我が家での食事を楽しんだ俺は、「美味い…うまいぞぉぉぉぉおお!!」と奇声を発しながらバクバクと食べるダミル殿に若干引きつつ、寝る準備をしていた。



「ご主人様、僕…今日も一緒に寝たい…です…」

「あっ!私も!昨日の続き読んでー!」



「「「「「「昨日?」」」」」」




 終わった。


 だが、まだ諦めないぞ俺は!!

 やっちゃった!って顔で口を手で覆ってるシロナを見て吹き出しそうになる。



「……き、昨日?何のことだ…?とりあえずルビーもおいで?」


「うーん、ギルティ」

「うん、ダメだね」

「ユウキ様酷いです」

「マスターはずるいのです!」


「な、何がだい?」


 俺は何とか誤魔化そうとするがみんなの視線は犯罪者を見ているようだ。


「あなた?毎日こっちで寝てたでしょう?ルビー?ルビーも一緒よね?」

「んー?そうだよー?パパとシロナとモモと一緒だったー♪」

「ルビー!?それは絶対内緒って言っただろ!?」



「死刑」


「リリアさん!?判決が重いんですけど!?」


 ハイライトの消えた瞳で俺に死刑判決を下したリリアから俺は後退る。



「何処に行こうとしてるのかな?」

「ひぃぃいいっ!!!双葉さん!?」


 同じくハイライトの消えた双葉に背後を取られ、ならば左から!と思いそっちを見ると…


「許さない許さない許さない許さない……」

「一華!?」


 許さないと口ずさみながら俺に詰め寄ってくる一華さん…同じくハイライトが消えている。怖い


「ユウキ様にはお仕置きが必要なようですね」

「ふふふ…あなた?覚悟しなさい?」


「リル!?ローズ!?そ、そんな……」


 俺は助けを求め、フェイトを見る。


 って、え!?いない!?



 先程までそこに居たはずなのに、いつの間にかちみっ子達を連れて寝室へ行ってしまっていた。


 フェイトカムバァァァアック!!!!!


「……先輩?とりあえず洗いざらい吐いてもらいますからね…?」

「ひ、ひまりさん…?」

「先輩?正座」

「ハイ、ワカリマシタ」



 我が家で日常と化してる風景。


 それは俺が正座で嫁達に怒られるというものだ。

 今回はリルも参戦している。


 やっぱ軟禁されてたとはいえ王女様には野宿は辛かったのだろう……そういう事にしとく。



 因みにそっから1時間みっちり怒られました。


 結果、2日に1回は皆んなもこっちで寝るという事で納得してもらった。


 これから先、俺と別行動するしか無い時が来たらどうするんだ…?先が思いやられるぜ…




 そして、幼女三人衆に加えてリンとリルに絵本を読んで聞かせ、みんなが寝静まったのを確認して、俺も就寝した。




次の更新は本日夕方になります!


リル王女は実はまだ10歳くらいです。

まぁ、ディルクレーが即位したのが10年前って設定なのでわかってた方もいると思いますが一応補足。


あっ、因みにシロナとモモも同じくらいです!


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― 新着の感想 ―
[一言] あ、最後ひまりいたw まあ「」の数的に誰かの分ノーリアクションなのは間違ってはなさそうだけど
[一言] 昨日?「」×6のところローズ、リリア、双葉、一華、リル、ミスティ、ひまりの7人いるから誰かノーリアクションか?って思って文よく見てたら ひまり一度も喋ってない(?)けどどこいったw
[一言] いやぁ揺れましたねぇ、作者様方も怪我等々が無ければよいです。
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