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駄女神に信託を受けた俺、世界最強の流派で異世界を無双する!  作者: 雪月花
神が創りし至高のケモ耳
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第133話 双子の魔法

明日から時間と文章量が戻ります!


…なので今日はご勘弁を…



〜〜side双葉〜〜




大見得張って任せて!なんて言ったけど…

うぅ、私この人苦手だったんだ…


教室ではいつも無駄に大きな声で話すし、私の大好きな人を虐めるし…


でも、全く相手にしてなかったユウキくんの姿を見て思わず笑っちゃったのは仕方ないよね?



「双葉?どうしたの?」


「ううん、何でもないよお姉ちゃん…援護お願いね?」


「それは任せなさい!あんなキモいのに可愛い妹に指一本触れさせないわ!」


ふふんっ!と得意げに髪を靡かせているお姉ちゃんこそどうしたの?っと言いたい。


「ちっ、薔薇園姉妹か…おいお前ら、俺様の女にならねーか?そうすればこの場は見逃してやるよ」


「「は?寝言は寝てから言ってもらえる??」」


「……コロスッ!!暗黒魔法デモンズゲート…闇の奔流に呑まれて死ね」


私達の前に禍々しい扉が現れ、徐々にその扉が開かれて行く。


そして、瓦礫などを飲み込み始めた。


「双葉!!」


「うん!お姉ちゃん!」


「「合体魔法!紅蓮結界砲ッ!!」」


私達の魔法が合わさり扉を破壊しようと襲いかかる。


「ふん…合体魔法だか知らねーが吸い込んじまえデモンズゲートッ!!!」


その言葉に呼応するかの如く私達の魔法が軌道を変えて行く。


そして、シュオンッ…と吸い込まれてしまった。



だけど、コレも予定通りなんだよ?


「くっくっく…お前ら程度が俺の魔法をやぶ…」

「芸術は爆発よ!!」


ドゴォォォッ……



お姉ちゃんが芳しいポーズで叫んだと思ったら、扉が内側から爆砕されていた。


「な、何だと!?何故デモンズゲートに吸い込まれて魔法が胡散してねぇッ!!」


「ふっふっふ!それは双葉の結界魔法のお陰よ!」


「…何で応えてるのお姉ちゃん…」


私の事なのに何故かお姉ちゃんがドヤ顔で説明している。恥ずかしい…



「…なら、妹の方から始末すればいいって事だな?暗黒魔法…デモンズゲイルッ!!」


ッ!?ほら!お姉ちゃんのせいで私が狙われた!


「結界魔法、三重の聖壁ッ!!」



パリンパリンと立て続けに2枚割られたけど、何とか一枚残った…良かったぁ…


「……結界魔法、爆裂結界砲ッ!!」


私は割られた結界をそのまま攻撃に利用する。


「!?紅蓮魔法!爆裂紅蓮砲ッ!!」


遅れてお姉ちゃんの魔法が炸裂する。

私の結界に融合したそれは、真っ赤に発熱し…真紅の薔薇の花弁の様に見えた。


「ぐぇっ!?」



轢かれたカエルの様な悲鳴を上げて吹き飛んで行った高田くんの姿に思わず笑ってしまいそうになる。いけないいけない…と思いつつもユウキくんの事を虐めてた仕返しができてスッキリする自分が居るのも事実で…それに…



「あっはっはっ!!双葉聞いた!?今の悲鳴…ぐぇっ!だってー!」


……お姉ちゃん…



ドガァンッ!!!


「ブッコロスッ!!暗黒魔法デモンズゾーン…暗黒魔法デモンズオーラ…ミンチにしてやるッ!!薔薇園一華ッ!!」


「やっば!めっちゃキレてるんだけど!?」


「そりゃそうだよお姉ちゃん…」



と、ここで念話が来た。


(みんな聴こえるかしら?私の所はハズレみたいなのだけど、強敵が犇いてる所はあるかしら?)

(ん、大丈夫)

(ママだー!ルビーの所も大丈夫だよー♪)

(私達のところも大丈夫そうですローズさん)


えへへ…この会話に入れて嬉しいな…

…あれ?リリアさんの反応が…



そういえばさっきから嫌な気配がリリアさんの配置された場所からする…


何も…ないよね…?




「待たせたな!!2人ともサンキューな!」


「あら?もう終わったの?もう少し遊んでても良かったわよ?」


「天空くん…ちょっと私抜けるから後はお願いね!!」


「えっ!?ちょっ!!双葉!?」


私はそれだけ言いリリアさんの居る場所へと駆ける。



何もなければすぐ戻って来ればいい…だけど…



もしも取り返しのつかない事になるのなら…私は仲間を守る為に戦うッ!!



待っててねリリアさん!






次の更新は明日の正午になります!



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