表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界を救うのは僕しかいない!?  作者: 灰色蛍
プロローグ
1/37

【第一話】始まりのプロローグ


世界は終わりました。


といったらこれは嘘になるのだろうか?


廃校のようになってしまった自身の通っていた学校の屋上から外の世界を見渡し少年は一人思うのだ。


世界が終わる、と物語なんかでは聞く話だけど。世界が終わるとは何を指すのか。


例えば核兵器を連射させて人類皆死亡とか。隕石落下で地球が消滅とか。青狸が地球破壊爆弾とか取り出すとか。


そんな風になったら世界は終わったと言えるだろう。


なら、これはどうなんだろうか。



ほんの1ヶ月前までそこにはいつもの街並みがあり、人が暮らし、車が走り、電車が動き、街は様々な音に溢れていた。


だが、どうだろうか?


いま目の前に広がる景色は。


車が街のあちこちに乗り捨てられ、壁や電柱にぶつかっている車まである。


電車がいつも走っていたそこにはむき出しの線路が常に顔をだし、街の喧騒は聞こえない。


なのに、街を歩く人だけがそこにいる。



・・・否。


人じゃない。人の姿をした死体。ゾンビ。


映画やマンガではお馴染みのアレだが。白河 朝日の目に移る世界“現実”に確かにそれが存在している。


そう。


ーーーーー世界はいま、ゾンビで溢れ返っていた。



本当にーーーーーーーー。



だから、これはどうなんだろうか?


ゾンビで溢れたこの世界は終わりを迎えたのだろうか?



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ