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海月

作者: 雨宮雨霧
掲載日:2026/05/22

2023年9月

海に消えた君を

海に消えた僕を

探す者は一人も

いなかった


月明かりの降る浜辺に

二人肩を並べて

月を見上げながら話をした

過去とか未来とか

夢とか希望とか

叶わぬものを

奇跡たちを


二人一緒なら怖くないと

言い出したのはどっちだっけ

死とか生とかもう考えたくない

僕は君は僕らは

今日海に消える


星明かりの降る浜辺に

二人肩を並べて

星を見上げながら話をした

過去も未来も

夢も希望も

叶わぬものと

奇跡たちと


二人一緒なら怖くないよ

言い出したのはどっちだっけ

死とか生とかもう考えるのは終わり

僕は君は僕らは

今日海に消える


二人の足首に重石をくくって

二人一緒に飛び込んで

二人一緒に溺れてゆく

僕は君を抱き寄せ

君も僕を抱きしめ

二人涙を流し

海上を見上げた


海に消えた君を

海に消えた僕を

探す者は一人も

いなかった


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