グーサイン
大学4年の幼なじみ、沙織と拓也は最後の夏を河川敷で満喫していた。だが、草むらに現れた“魚人の顔”がグーサインを示すや、地割れと津波が襲来。命からがら避難所にたどり着くが、“グーサイン”を目にした者が次々と失踪し、雑誌記事から10年前の失踪事件との関連が浮上する。調査の末、それが拓也の事故死した兄・浩二の怨念による現象であることが判明。兄の復讐が暴走する中、拓也も“顔”の手中に消えていく。沙織は浩二に代わって“顔”になる覚悟を決め、破壊ではなく“再生”のグーサインを掲げる——。
グーサイン
2025/07/06 16:21