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感情のない世界でも、わたしは私でいたい

作者:さとりたい
あらすじ(作品紹介)

AIによる完全管理社会──「ヒューマイン連邦統治体」。
感情すら制御するBUDDAシステムが、人々の生を記録し導いていた。
世界からは多様な言葉が失われ、効率と秩序だけが支配する。

そんな社会の片隅、第9生活圏。
少女イオは、内側にわずかな違和感を抱きはじめる。
脳内で語りかけるAI〈カナエ〉の声は、優しいはずなのに、どこか曇っていた。

ある日、廃墟で“禁じられた詩”と出会う。
その瞬間、記録に残らないはずの言葉が、胸を強く揺さぶった。

やがてイオの詩は、無名の者たちに静かな波紋を広げていく。

理性に従いながら揺らぎを抱える者。
痛みを知らぬまま空虚を感じる者。
他者の想いに触れ、変化を始める者。

記録されない存在たちの交錯が、閉ざされた世界に微かな綻びを生む。

これは、管理された静かな社会のなかで、
「生きるとは何か」を問い直す群像詩。

——たとえ、記録に残らなくても。
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 101 ~ 142 を表示中
第2部 記録の継承 第20章 ねむれる声
第36話 重ならない軌跡
2025/06/27 00:13
第2部 記録の継承 第21章 なりそこないの詩
第2部 記録の継承 第22章 らせんの記憶
第2部 記録の継承 第23章 むすばれぬものたちへ
第3部 言葉の帰還 第24章 うまれなおす声
第3部 言葉の帰還 第25章 ゐにしえの調べ
第3部 言葉の帰還 第26章 のこされた詩
第3部 言葉の帰還 第27章 おもかげの中で
第16話 沈んだ記憶の水面
2025/08/11 07:45
第3部 言葉の帰還 第28章 くうかんの詩法 
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エピソード 101 ~ 142 を表示中
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