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超短編短編集  作者: 山山山山
3/15

ふたりはヘアキュア

テーマは育毛剤、初雪、トレンディエンジェルのタカシです。

 2XXX年、アフロ派と丸刈り派の2つの派閥によって世界大戦が引き起こされた。


「おら!丸刈り派の豚どもめ!新兵器の超強力育毛剤だ~!」

「汚物は消毒だ~!!」

「怯むな!アフロ派の髪の毛を一本残さず刈り取ってやれ!」

「これは貴様らにやられたたかし様の分よ!」

「こいつは丸刈り派三番隊隊長『女番長』ツルリーナか!不味いぞ!」


「あなた達!醜い戦いはやめなさい!」


 その時、戦場に怒号が響き渡る。

 声の発生源には二人の少女が立っていた。

「誰だお前らは!?」


  私たちは!

  ヘアブラック!

  ヘアホワイト!

  二人はヘアキュア!


 そう。ロングヘアーを靡かせ戦場に愛と平和をもたらす我らがヘアキュアがいる!

「喰らいなさい!」

「必殺!」

「「《初雪の中で佇む君の髪は綺麗だ》!」」

「うぉぉぉ!髪型がロングヘアーに!?」

「サラサラヘアーになっていくぅ!」

「あらやだ、私長髪の方が綺麗じゃない。」


 今日もまたヘアキュアは戦場を駆けていく!

 世界が平和になるその日まで...

登場人物

ヘアブラック

本名は黒江。

なんやかんやあってヘアキュアになった。深く考えてはいけない。感じろ。


ヘアホワイト

本名はましろ。

丸刈り派に支配されていた街にいた少女。黒江に口説かれヘアホワイトになる。


ツルリーナ

スキンヘッドでキメていたが最近ロングヘアーの素晴らしさに気付く。

好きな芸能人はトレンディエンジェル。


たかし

完全に風評被害である。

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