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超短編短編集  作者: 山山山山
2/15

贖罪

テーマは約束、エビオス錠、りんご

「うぅ..飲み過ぎた..」

 朝、私は真っ暗な部屋で目を醒ます。

 昨日何したか全く思い出せない..

 体を起こすと、唐突にドアが開けられる。

「ヤッホ~!朝だゾ☆」

 そうだ、昨日はこいつ、蜜柑と飲んでたんだった..

 私がまだ寝惚けていると思っているのか、蜜柑は急に耳元まで近づいてきた。

「オッッッハーーー!!(クソデカボイス)」

「五月蝿ぇ!!」

 蜜柑を投げ飛ばす。

 今はこんなんでも昔は柔道で黒帯だったんだ。蜜柑は廊下まで吹っ飛んだ。

「朝から酷くない胡桃~?」

 そう言うと、蜜柑は私の側に何かを置いた。

「はい、エビオス☆

昨日はやけ食いしてたでしょ☆」

「..悪い...」

 するとまた蜜柑は何かを置いた。

「はい、林檎、食べよ☆」

「は?(威圧)」

「林檎は正義だよ!」

「名前は『蜜柑』なのにか」

「細かいことはいいの☆」

 ...そうしていつも通りの日々が過ぎていく。

 あの日、私が蜜柑を庇って右目を失った時からずっと...


「約束する。私がいつまでも胡桃の右目になるよ。」

登場人物

蜜柑

リンゴが正義だと信じて疑わない暗殺者。

とあるネットミームに汚染される。


胡桃

テンション低めな暗殺者。

任務中に蜜柑を庇い右目を失う。

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