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*

そんな私を見て、胡桃さんは満足そうに笑った。


「さ、家まで送る。どっち?」


自然と手を繋がれて歩き出す。

私だって結構大きい手だと思っていたのに、その私の手すら包み込んでしまう大きな手。

すごく頼もしくて、そしてあったかい。


まるで夢を見ているみたいだ。

歩いていてもふわふわしている感覚に陥る。


足が地に着かないって、こういうことをいうのかな?


そっと覗き見したのに、胡桃さんもこちらを見てくれる。

視線が絡まる。

その眼差しがなんともむず痒くて、愛しい。


私、胡桃さんと付き合うんだ…。

胡桃さんが私の彼氏。

か、彼氏かぁぁぁ///


考えては一人でかぁっと恥ずかしくなる。

もう、体温の調節機能がバカになってるんじゃないかと思う。

変な汗出てきた。

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