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その出会い、運命につき。  作者: あさの紅茶


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*

残された私の手には、胡桃さんのビニール傘。

ビニール傘といっても作りはしっかりしていてボタンを押すとパッと開くジャンプ傘だ。


「借りちゃって…いいのかな?」


疑問を口にしてみるも、それを聞いてくれる人はもういない。


せっかくなのでありがたく使わせてもらうことにして、駅までの道程を歩き出した。


雨が傘を打つ。

その雨音が何だか心を打つ。

冷たい雨なのにその冷たさはまったく感じられない。


強く降っているわけではないけど、傘のお陰で濡れずに家まで帰ることができた。


「やっぱり干して返すべきだよね?」


一人つぶやいて、ワンルームの玄関先に傘を広げる。

そんな広くもない玄関が、傘で埋まった。

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