表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/72

プロローグ

今日もいつも通り出勤。

満員電車に揺られながらぼんやり外を見る。


余裕で届く吊革に可愛げなく掴まって、眠いなぁなんてどうでもいいことを思ったり。

電車がガタンと揺れて、隣に立っている女性が私にぶつかった。


「すみませんっ。」


ペコリとお辞儀をして見上げてくる彼女は、吊革に掴まっていても揺れには弱いらしい。

私を見る目線が上目遣いなのは、彼女の背が低いことと私の背が高いことの相乗効果か。


「いえ、大丈夫です。」


そんな当たり障りのない返事をして、電車は駅へ到着する。


よくある日常。


何の代わり映えのない一日が、今日も始まるのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ