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星のうた
宇宙のとあるところには
ひとつの意志がありました
広がる宇宙のときを経て
意志は、星になりたいと願います
すると、どうでしょう
小さな小さな宇宙の雲の
小さな小さなつぶつぶが
お互いに集まりはじめました
小さな小さなつぶつぶは
やがてひとつの石となり
ともに、星になりたい石たちが
すこしづつ、すこしづつ
集まってきました
石たちはぶつかり合って
ひとつづつ、ひとつづつ
組み合わさって
ぶつかり合ううちに
熱を持って
だんだんと
宇宙の中で回転を始めました
回転するうちにそのかたちは
美しい円になってゆきました
その星は、内部に秘めた熱さを持って
外部に岩石だらけの表面を持っていました
宇宙には、いろいろな星があります
自分を中心に輝く恒星
恒星のそばに連なる惑星
星にも個性があるのです
輝く星が一番偉くて
輝かない星は無価値、なんてことはありません
生命が無いなら無価値ですか?
ひとが好む、エネルギー源となる物質や
きらきら光る、宝石が
開発で取得できなければ無価値ですか?
どの星も、精一杯の力で円形を保つために
一所懸命、回転し続けているのです
ときに誕生し、ときに消滅しながら
星が在る、ということは
暗黒物質に覆われたこの世界で
物質が丸くある、という動きは
果てしない尊さが
どの星にも秘められているのです




