円環の祈り
とく、とき、とく、とき
took,toki
時計が丸く一日を回る
1999年の
ノストラダムスの
時の終わりは壊れて
別の宇宙の霧の彼方
2012年のマヤ暦の
時の終わりも消えて
別の宇宙の闇の彼方
奇跡の、奇跡のこの星は
大地震を、台風を起こし
私たちが虫けらをつぶすように
小さなモノたちを、虐げるように
家をつぶし、人を殺す
だけども、今この時に、日は巡り
恐ろしい風と雨のあとに
憎たらしいほどの青空を広げて
今日という一日が続いている……
五十六億四千万、という時の終わりは
きっと、地球の終わるとき
それまで、地球はずっと丸く在ろうと
数々の災害を止めはしない
その地球に
ひとびとが長く暮らせるように
手と手を握り、輪を作り
物資を分け合い、花のタネをまいて
ラグビーの選手たちや
いがみ合っていた中国とアメリカの軍隊までもが
この苦難の日本に温かなメッセージを送ってくれた
戦争が遠のいたなら
軍隊は、災害支援隊、国境警備隊、治安維持部隊、
そしてミサイル産業は宇宙産業に変われる
そんな未来が、もうすぐそこまで来ているような気がする
ニュースも新聞も、ここ数日
甚大な被害を伝えることで精一杯
だけども、SNSを通じて
動ける個人は、もう
ボランティアや募金を始めている
近所のファミマが募金を始めてくれたので
私もさっそくちょこっと行動
死者たちを、神さまがたや仏さまがたも
受け入れてくださっているはず
死者をゼロにすることはできないけれど
時計が示す、円環の時間は
きっと彼方の永遠につながっていて
いずれこの地球のひとびとを
生き物たちを、構成物質をも
どこかで見守る存在となる
私たちは、神さまの子どもたちで
半人前の天使で
虹の向こうへ渡ったひとびとに
地球のどこからでも
祈りは届く……




