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9月1日、防災の日

ツクツクボウシが寂しく鳴いて


天高く筋のある雲が


いくつも、いくつも流れてゆく


夕方になれば虫のが聞こえ


じりじりと肌を焦がした季節が


ようやく終わろうとしていることを知る



テレビのCMは早くも紅葉を伝え


コンビニではおでんの安売りがされている


9月、今日は防災の日


今年の夏はおかしくて


今までに無い進路で


台風が日本列島に上陸し


地震もあちこちで起きている


大災害が日常になった


大変な時代になったのだ



散歩をすれば


すこし色づいたトンボが


田んぼの上を飛び交う


この平穏を感謝し


できるだけ、これからも訪れる災害が


小さなものであるよう


高い天の向こうにおられるような


大きな大きな存在に願うばかり



カンパンと缶入りコーンスープと


いつ、災害が起きても


自力で三日は過ごせるように


準備しなければと思うけど


日々の暮らしに忘れてしまい


気がつけば賞味期限の切れたものばかり


そろそろ新しい備えをして


古いものは食べてしまおう


9月1日はそんなことを思った日


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