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SFチックに

SFチックな詩



2045年


ひとはどんな生活をしているだろう


車が全自動式になって


交通事故が無くなっているだろうか


ナノマシン(極小の機械)が発達して


病気を未然に防いでくれるだろうか


テロに怯える時が終わり


全人類が対話で平和な時を過ごしているだろうか


貧富の差は改善しているだろうか


給料がポイント制になっていたりして


環境改善や介護の方面が重要視されているだろうか


ひとびとはお金に重きを置くのではなく


家族や友人や


ボランティアといった


利他の精神が重んじられているだろうか


最低賃金で働くひとびとも


福利厚生が行き渡っているだろうか


今、アメリカが変わろうとしている


行きすぎた貧富の差を改善しようと言う大統領候補者の声が


もてはやされている


そうしたら若者が絶望することはなくなるだろうか


今よりもすこし良い暮らし


脆く壊れやすい人間の生活が


天変地異で、何度も壊されては復興し


その都度、ひととひととの繋がりの良さを実感し


天国とは、この地に皆の力で作ってゆくものだと


全人類が協力してゆく過程にあるだろうか


そうして


それぞれの地域の住民というミクロな意識と


地球に生きる人類というマクロな意識が


すこしずつ全人類に共有されてゆくだろうか


人類みな兄弟、とはよく言ったもの


そうして国と国との戦争が無くなり


テロが対話に変わり


地球人という意識が目覚めたとき


宇宙人とのファーストコンタクトが


訪れるのかもしれない  

 

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