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よく聞く言葉に思うこと

最近、よく聞く言葉に思うこと


地球にとって、人間はウィルスみたいなもの


地球環境を守りたければ、人間が滅ぶのが手っ取り早い、とさえ思っている人も


いるかもしれない



けれど



モンゴル帝国に滅ぼされる前の、オアシスの民が持っていた


オアシスの水を使って周りへ緑を潤していた



そういう生き方も ある



用水路をひとつ引けば、確実に砂漠にさえ緑が蘇ることを


2019年の12月に亡くなったあのひとは


まるで十字架に架けられたあのひとのように



大地の奇蹟を証明した



菌、というと病気や腐敗やをまっさきに思うけれど


お酒やお味噌やパンやジャム


本来ならすぐに腐るものを、長く食べられるように発酵してくれるのも菌だ



人間という存在が、汚れをまき散らす厄介な存在、とひとくくりにするでなく



アフガニスタンでは今も、砂漠の中に用水路を引こうと


緑を育てようとするひとびとが働いている



WFPの支援する、学校給食の自給自足をもって、地球の各地に自前で暮らせる農業も


WWFが支援する、自然の保護活動も



やはり、世界の各地で人間がやっているのだ



たまにはゴブリン・モードになるのも仕方がない


けど、さんざん散らかしたあとはちゃんと


人間モードになってほしい



人間とは何ぞや、なんだ



汚れをまき散らし、小さな四角い画面の中だけを


世界のすべてと思い込み、ゆがんだ姿勢でモノの見方も大変ちーぷ



そんなとこから、せめてまわりのゴミに気づいたら


文句を言うだけでなく、拾うゴブリンになる


そうしたら、醜悪な心のなかのゴブリンも


案外、優しくにっこり笑ったりするのかもしれない

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