天国への想い
先に父のことを詩にしたら
初めて、父の夢を見たという
母からの知らせがありました
とても喜んでいました
きっと天国から
飛んできてくれたんですね
若いころは
人はひとりで生まれ、ひとりで死んで無になると
考えていたこともあったけど
赤ちゃんのときも
年をとったときも
誰かの助けが無ければ
ひとは生まれることも死ぬこともきないのだという
当たり前の事実を知ることができました
いったい、ひとは一人だなんていう勘違いは
どこから始まったのでしょう
ひとは生きていても死んでいても
必ず誰かに見守られているんです
生きている人であれば
父や母や祖父母
恋人や伴侶や友人知人
この世でない、目に見えない存在のときは
それを、ガイドと呼んだり
守護霊と呼んだり
祖先の霊と呼んだりしているんです
父は祖霊のひとりとなりました
悲しく寂しいときもありますが
その臨在を感じずにはいられない
ただただ、穏やかな喜びが
心から溢れてくることもあります
その存在を言葉で言うのは難しい
確かにそこに在るという確信とでも言えばいいのでしょうか
言葉とは限られた手段でしか
物事を伝えることができないのだと
悔しくもなります
神さま ほとけさま
その一言で表せるのに
その解釈はひと次第
その存在を感じているときは
私はとてもリラックスできます
ナムアミダブツでもいい
アーメンでもいい
大いなる存在、命の大霊
見守られている私たちを思うだけで
この地球は導かれているのだと
ゆるりゆるりと良い方向に向かっているのだと
すべてを任せていられます