会社人生、そのつぎは?
これまでは
会社のために、とか
家族のために、とか
自分でないだれかのために
滅私奉公するのが
最善の徳だと考えられてきた
その生き方は
別に悪いということじゃない
でも
その生き方で
自分の子どもが
たとえば
ユーチューバーになりたい、と言ったとき
音楽やダンスや
多くの手仕事や絵などの
アーティストになりたい、と言ったとき
そんなものはクズだ
とりあえず会社に勤めとけ
そんな価値観を押し付けるようになっていたなら
それはただの老害、と呼ばれても仕方がない
お金はたしかに大切だけれど
そのためだけに人生を使うのかと思うと
急に色味を無くしてしまって
人生つまらない、と思ってしまうのが
会社人生、というもの
会社の仕事にやりがいを感じているならまだしも
自分が面白いとも思えない会社人生を
それでも金銭的に安定しているからなっとけ、では
すでに、物質面で恵まれ過ぎてもいるこの国の子どもたちには通用しない
会社の仕組みもすこしづつ変わってきていて
副業ですこし別の仕事をする、ということは
一つの会社に染まることより
開かれた感性を磨くこともあって、OKサインが出ているところもある
副業で何の仕事をするのかは
個人で決められることだから
それこそ
ユーチューバーでも
アーティストでも
自分が子どものころに
素直にやってみたいと思えたものに挑戦できる
そんな時代が
もう、来ている