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ひかりのいちにうたう歌

螺旋らせんする


精巧なふたつの糸が


上から下へ


下から上へ


ぐるぐると


植物のつるのように



螺旋のまんなかを


貫いていくのは


目には決して見えない直線



地球の物理的な摂理では


太陽や


夜の恒星たちから


まっすぐに伸びて届く光のよう



ただ、その光も


時として曲がり、螺旋を描き


くねるかたちを表しもする



銀河の螺旋は


私たち人間にとっては


とほうもない時間を巡りまわり



そのなかのひとつとして


大銀河のなかの


ひとつの太陽系


そのなかのひとつの星



目に見えない直線の芯が


太陽をも地球をも


月をも回転させる


木星や土星や


火星や金星や水星


もろもろの星々をも



その動きも物理的には


円ではなく、螺旋


いつか止む動き



その先に


目に見えぬ世界の


完全なる円から放たれた


強烈なエネルギー


始まりと終わりとをもった



目に見えるまんなかの



アマノミナカヌシ、と古事記やカタカムナにもうたわれた



三次元の物理次元を表現し


最初に在り、また最後に去る



イチ

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