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第2話「ヒマワリの豪邸」

赤いヒマワリ殺人事件

富橋財閥社長、富橋和夫が何者かによって殺された

赤いヒマワリを最後の言葉にしたことに、興味を持った蒼探偵は、高松刑事と富橋財閥の豪邸に行くことになった。



10月3日、昼前に蒼探偵と高松刑事は車で富橋財閥の豪邸についた。

テレビに出てきそうな豪邸で、門が開かないと入れないシステムになっていた。

監視カメラで見ていた誰かが鍵を開け、門が開いた。

入ると、沢山のヒマワリが道を作っていて出迎えていた。

右側の駐車場に車を置き、早速家の中へ。

「キンコーン」


豪邸にありそうな、チャイムの音だった

出てきたのは、家政婦


「警視庁捜査一課の高松です。こっちが…」

「探偵の神崎蒼です。」

「刑事さんに探偵さんですね、話は聞いています、どうぞ中へ」


蒼探偵が来ることは高松刑事が、事前に話をつけていたのだ。

玄関の先には階段があり、右と左には部屋に続いていた。おそらく左はキッチンなどに使われているであろう。右の部屋に案内された。

その部屋は、リビングだった。

それは、とても広く、高そうな置き物が棚の中や上に置かれていて、トロフィーもあった。

椅子やソファーもあり、この数だと、家族全員分+αなのではと考えた。

蒼探偵と高松刑事は、椅子に座り、向かい側にはソファーが。


「少々お待ちください。」


家政婦はどこかへ行った。

2人はトロフィーや、置き物に目がいっていた。

そして、入ってきてたところから美しい女性がやってきた。

その女性は2人の向かい側のソファーに座った。


「初めまして。富橋雪菜(とみばしゆきな)と言います。高松刑事とは以前何度かお話はさせてもらってます。」

高松刑事は、事件発生から現場で事情聴取していたため、この家族とは面識があった。蒼探偵とは初めましてだった。


「初めまして。神崎蒼と言います。探偵をさせてもらってます。」

「話は聞いてますよ。有名な探偵さんだって」

「いやいや、有名だなんて」


蒼探偵は褒められると伸びるタイプだ

「雪菜さんは、富橋社長の娘さんですか?」

「はい、そうです。3姉妹の長女です。」


資料は移動中の車で大体読んでいたため、確認のために聞いていた。

蒼探偵は、言った

「ヒマワリがお好きなんですね」

「ええ、先代からずっとヒマワリは好きで、ヒマワリの油絵や、自分のコップはヒマワリの絵が入っているものしか飲まないなどの、とにかく父はヒマワリが好きで、自身の最後がヒマワリに囲まれて死んだので良いのか悪いのか…」


確かに、ヒマワリが好きな人にとっては自分の最後が好きな物と一緒とゆうのは夢のようなものだ。だが今回は、殺人とゆう終わり方だったため、良かったですねとも言えない。

確認のため高松刑事は、もう一度雪菜に聞いてみた。


「9月28日、午後12時10分、昼飯の時間になっても1階に降りてこない富橋和夫に違和感を持ち、家政婦が部屋に行ったところ姿はなく、その後よく行くと言われる、庭のヒマワリ畑のテントに向かったところ、血を流して倒れている和夫を発見し、悲鳴をあげる。そして、家にいた家族は慌ててテントに向かい、警察を呼んだものの、1分後死亡してしまう。

間違いありませんか?」


「ええ、間違いありません」


「家の中にいたのは、和夫をいれて、10人ですね?」


「はい、そうです。

父と、私達3姉妹

長女の夫とその子供2人

次女の夫と、三女の恋人

そして、家政婦いれて10人です。」


「大家族ですね笑」


「ええ笑」


高松刑事は次に、10人の名前などを確認した。


「まず、富橋和夫

長女の雪菜 (44) 次女の月乃(つきの) (41)三女の花子(はなこ) (38)


雪菜さんの夫の富橋研吾(とみばしけんご) (45)

月乃さんの夫の富橋雄二(とみばしゆうじ) (42)

花子さんの恋人の富橋雅也(とみばしまさや) (34)


雪菜、研吾の間の子、長女の富橋茜(とみばしあかね) (20)

長男の富橋亮太(とみばしりょうた) (18)


そして、家政婦の天野華恋(あまのかれん) (66)

間違いないですか?」


「はい、間違えないです」


「事件の日10人は何を?」


「3姉妹と華恋さんは料理の準備を。

2人の夫と、雅也さんと2人の子供は昼飯を食べる部屋にいました。」


「高松刑事、血を流して息をしていたってことは刺されてすぐだったってことですよね?」

蒼探偵は聞いた


「そーだね、刺されてすぐに発見したんだと思うよ」


「となると、まず容疑がかかるのは、第1発見者の家政婦の華恋さんか…」


「と、なりますね」

続けて蒼探偵は質問した


「凶器はナイフだったんですよね?」


「そーだよ。この家のナイフだった」


「キッチンにいた3姉妹も怪しくなりますけど、華恋さんはますます怪しくなるわけですね」


「少しの間ですがこの家に泊まっていってはどーでしょうか?」

「え!?」

2人は驚いた


「せっかく、有名な探偵さんもいるし、なにより1日ですべて解決とゆうのも難しいと思うので、少しの間なら泊めることはできますが」


「なら遠慮なくお願いします

その分事件は必ず解決させます!」


「頼りにしてます」


この日から、蒼探偵、高松刑事はこの豪邸に泊まることとなった。


殺意の悪魔が2人に近づいているのを知らないまま…

この話はフィクションです。

実際の名前、団体は架空の物です


作者の雅 優人です

中学の秋休みは、13日の明日まで

友達少ないので、予定がなくいつもこーゆー肝心なときにぼっちになります…

明日は予定ないかな…

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